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映画やミュージカル、美術館・博物館、旅行などのおでかけ報告に、グルメやモニターの報告もします。
2018年10月09日 (火) | 編集 |
 10月5日から上野の森美術館で始まったフェルメール展(来年2月3日まで)、3日目の10月7日に見に行きました。
フェルメール展2
フェルメール展3

 今回のフェルメール展、フェルメールの作品がなんと9点も来ます(でも1点の展示替えがあり、8点ずつしか見られません)。そして、日時指定入場制で、当日券は前売りで残った枚数だけという珍しい入場方法。私は前売り券の販売が始まってすぐに買ったので、開始すぐの日曜日の1回目の時間指定の前売り券を買えました(2か月くらい前に買ったと思いますが、すでに2日目の土曜日の1回目の時間は売り切れでした)。

 1回目の時間指定は9時半~10時半、あくまでも入場の時間で退場時間に制限はありません。10時15分くらいに上野の森美術館に行きましたが、何人かの行列がありました。日時指定なのになぜ並ぶの?と思いましたが、10分も待たずに入れました。この展覧会、必ず音声ガイドが付いているのも珍しい(ナビゲーター石原さとみ、ナレーターは男性。音声ガイドを聞くまではナレーション石原さとみと思っていたので、ちょっとビックリ!あくまでもナビゲーターなので、ガイドの半分弱ですね)。この音声ガイドを一人一人に渡し、使い方の説明をするから時間がかかるのですね。一緒に行ったKさんは、音声ガイドは嫌いな人で、一度も聞きませんでした。希望者だけにして、渡し方も変えれば入場はもっとスムーズにいくと思いますけどね。
フェルメール展

フェルメール展5
入ってすぐに渡されるのは上の写真の左の小冊子。作品リストで、全作品の説明が書かれてます。真ん中は、10月14日までの日時指定前売券を買った人に付く特典のブックマーク(マグネット付き)、右もブックマークで、こちらは東京メトロICタッチキャンペーンで当たりました。東京メトロで上野に行く人はチケットブースそばの専用端末機にタッチするのを、お忘れなく!
フェルメール展4

 最初はフェルメールと同時代(17世紀)のオランダの画家たちの作品です。ほとんど知らない人ばかり。知っていたのはピーテル・デ・ホーホとヤン・ステーンだけ。初めて見る作品だけど、音声ガイドを聞いて気になった作品がありました。
手紙を読む女 手紙を書く男
ハブリエル・メツーの「手紙を読む女」(上)と「手紙を書く男」(下)。この男性が書いた手紙を上の女性が読んでいるのでしょうね。構図や絵の内容がフェルメールにそっくり!そして女性の着てる服も。フェルメールとメツー、どちらが先だったのでしょう?

 フェルメールの絵はちょっと素敵な白い通路の先にあります。全8点が並ぶフェルメールルームは圧巻でした。今まで見た美術館や展覧会、照明が暗めでどこかに影がでることがほとんどだったけど、今回の展示は明るく感じました。影も全くないので、隅々までじっくり見られました。
牛乳を注ぐ女
牛乳を注ぐ女」。2007年に国立新美術館、2009年にアムステルダムのナショナルミュージアムでも見てます。国立新美術館で見たときは左上が影になって、ほとんど見えなかったことを鮮明に覚えてます。

 今回のフェルメールの作品8点のうち6点はすでに見てます。見ていないのは初来日の2点だけ。ワシントンナショナルギャラリーの「赤い帽子の娘」はまるでフェルメールっぽくないし、とても小さいけど、サインがあるらしい(気が付きませんでした)。初来日もう1点のこちらは素晴らしい絵でした。
フェルメール、ワイングラス
ベルリン国立美術館の「ワイングラス」。服やテーブルクロスの質感はもちろん、ワイングラスの透明さがとてもリアル。左の窓のステンドグラスがとてもきれいな絵です。

 見るのは2回目なのに、以前は別々の年に見たので、今回もしかしたらと思ったのは、こちらの2枚。
フェルメール、手紙を書く女 フェルメール
上はワシントンナショナルギャラリーの「手紙を書く女」、下はベルリン国立美術館の「真珠の首飾りの女」。今回は隣り合って並んでいたので気づいたのですが、モデルは同一人物で、ある人からネックレスをもらい、そのお礼の手紙を書いているのではないかと勝手に想像しました。ネックレスとイヤリングの真珠がキラリと光ってます。

 他に、「マルタとマリアの家のキリスト」「リュートを調弦する女」「手紙を書く婦人と召使い」。フェルメールルームにはベンチがあったけど、数は少ないです。ベンチに座ってゆっくり見たくても、絵の前にはいつも人がいるから無理ですね。オランダ絵画と合わせても全部で48点。見るのに1時間もかかりませんでした。これで2500円はちょっと高い! 音声ガイド付きでもね。

 見終わって外に出たのが、11時過ぎ。次の回の人たちが入場し始めたところですが、外に出てビックリ!ものすごい行列でした。当日券売り場はガラガラなので、皆さん前売り券の方でしょう。日時指定で待ち時間が少ないのが売りだと思っていたのに、あんなに並ぶんじゃね。ただ音声ガイドのために時間がかかっているのなら、1時間は待たないと思いますが、どうだったのでしょう?私たちの10分足らずは、待ったうちに入りませんね。指定時間の早めに行くのがいいのか、私たちのように終わりのほうに行くのがいいのか、午前と午後では混み具合も違うでしょうし、悩むところですね。

 追加作品の「取り持ち女」、見たことがないので、1月以降にまた行きたいけど、2500円は高いね。リピーター割引をしてほしい!それに、すべて借りた作品なので撮影できないのは当然だけど(作品の画像はすべてお借りしたものです)、どこかに撮影スポット的なものを作ってもいいのに、と思います。でも、フェルメールの絵は本当に素晴らしかったですよ。いいものは、何回見てもいいですね。

 日時指定制なので、前売り券を買いにくいと思うかもしれませんが、ホームページを確認して空きがあれば、行こうとする日の前日まで、セブンイレブンなどで買えます(現在は11月分まで販売中)。当日券は2700円とさらに高いので、ギリギリまで買える前売り券がいいですね。当日でも空きがあれば当日券は買えます。私が行った10月7日、日曜日でしたが、ほとんどの時間帯に空きがありました。ただ、15時から入場の回は、11時過ぎに売り切れましたが。意外と時間帯の人数枠が多いみたいで、会場内は結構混んでました。

 全部でわずか35点のフェルメールの作品、気が付いたら私は25点見てました。残り10点。1月に来る「取り持ち女」を見れば、あとは9点。ロンドンのケンウッドハウス1点、同じくロンドンのセントジェームズ宮殿に1点、ワシントンナショナルギャラリーに1点、ニューヨークのフリックコレクションに3点、メトロポリタン美術館にも3点。ロンドンとニューヨークに行けば(ワシントンはニューヨーク経由で)、全部見られそう。ニューヨークに行きたい! ロンドンにもまた行きたい! フェルメールの残りの10点を見たい! いつかニューヨークとロンドンに行って、フェルメールの残りの作品(セントジェームズ宮殿の1点は見られないかもしれないけど)を見たいな。





 

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2018年09月30日 (日) | 編集 |
 9月も今日で終わり、台風が近づいてますね。被害がないことを願うばかりです。

 今月行った展覧会2件の紹介です。最初に紹介するのは、東京都美術館で10月8日まで開催中の「没後50年 藤田嗣治展」。藤田が亡くなって50年、海外の美術館の作品20点ほどを含む126点もの見ごたえある展覧会です。
藤田展

 私が初めて藤田嗣治を知ったのは、大学卒業後初めて就職した中野の会社で美術担当の仕事をしていた時で、40年も前になります。その頃はまだ誰もが知っているという有名画家ではなかったようですが、その会社が所有していた作品に藤田の「マドレーヌ」という素晴らしい油絵がありました。パラソルをもって立つ4人目(?)の美しい妻マドレーヌのとても素敵な縦長の油絵でした。この会社を辞めた後に数多くの藤田展に行きましたが、見ていません。

 今回の藤田展、作品数がとても多く、たくさん見ていると思っていた私ですが、初めて見る作品がかなりありました。また説明がとても丁寧で、わかりやすく、新たに知ることもありました。年代順に展示されているので、画風の変遷もよくわかります。一人の作家の展示でも飽きないのは、画風がどんどん変わる藤田ならではかもしれません。初期にはユトリロ風の風景画も描いていたんですね。初めて見ました。

 藤田と言えば乳白色の裸婦画、何度も見てるけど、やっぱりきれい。
藤田、タピスリー
「タピスリーの裸婦」、見るのは2回目かな。背景のタピスリーは他の絵にも出てきたような・・・。
藤田、私の夢
何度も見ている「私の夢」、裸婦と動物の組み合わせが面白い。
藤田
「五人の裸婦」、これは2回か3回め。

バラ、藤田
静物画「バラ」は2回目かな。藤田風の描き方(=微妙な写実性)が好きです。

 私はフランス帰化後のレオナールフジタ時代のイラストチックな絵がとても好きです。今回はあまり展示がなくて、ちょっとがっかり。今回はレオナールフジタ展ではなく、藤田嗣治展だからしょうがないですね。
藤田、主婦
何回か見ている「小さな主婦」、なんと個人蔵。どなたが持っているのでしょうか、うらやましい。

 晩年の藤田風宗教画。
藤田、聖母子
これは2回目かな、「聖母子」。ランス大聖堂の絵です。

 今回のメインは、やっぱりこれ↓
藤田、カフェ
パリ・ポンピドゥーセンターの「カフェ」。たぶん2回目ですが、この絵が見たかった。去年のパリはポンピドゥーに行けなかったので、この絵を見るためにまたパリに行きたいと思ってました。東京で見られて、良かった!

 そして、今回一番良かったのは初来日のこちら↓
藤田、シカゴ美術館
シカゴ美術館の「エミリー・クレイン=シャドボーンの肖像」。背景の黒色の枡のようなものは、銀箔の跡。銀が酸化して黒くなったのですね。藤田の絵で銀箔はこの絵だけ?この絵は珍しくとても写実的ですが、猫が描かれているのが藤田らしいかも。服の質感までよくわかる、藤田の技術力の高さが現れている絵です。この絵の7年後に描かれた「坐る女」(東京国立近代美術館蔵、今回の展示にはありません)は、向きが反対だけどポーズが似ていて、銀箔ではなく金箔が使われています。この絵を意識して描かれたのかな?

 藤田が戦後フランスに戻り二度と日本に帰らず、フランスに帰化したきっかけとなった戦争画も4枚あります。私は戦争の現場に行って、スケッチをして描いたのだろうと思っていましたが、現場には行かず、東京のアトリエで描いたそうです。でも戦争画を描いた画家の代表として戦争責任の批判を受けたので、日本にはいづらくなったのでしょうか。いつか、藤田が建設に携わり、藤田夫妻が眠るランスの礼拝堂に行ってみたいな。さすがに見ごたえがある藤田嗣治展でした。


 もう1件は、9月24日で終了してしまいましたが、あまりにもフォトジェニックな展覧会だった「〔世界を変えた書物〕展」です。金沢工業大学の主催でなんと無料、もうすぐフェルメール展が始まる上野の森美術館で9月8日~9月24日に行われました。
世界の書物2

 これは、金沢工業大学が所蔵する有名な科学者や数学者などの初版本の展覧会です。教科書で知っていたニュートン、コペルニクス、エジソン、ダーウィン、レントゲン、メンデル、パスカルなどが書いた初版本がありました。
世界の書物3
コペルニクスの「天球の回転について」
世界を変えた書物
ユークリッドの「幾何学原本」

 撮影が自由なので、みなさん写真を撮りまくり。無料だから、混雑してました。とても素敵な写真があったのですが、何度試してもアップロードできないので、載せるのをあきらめました。残念!


2018年09月08日 (土) | 編集 |
  5日から札幌に帰省し、あの地震と大停電にあいました。ようやく電気が開通し、ブログも更新できます。今回は東京でパソコンで下書きしたものに、スマホで追加修正したものです。地震体験は、後日アップしますね。
8月に行った美術館は、札幌だけではありません。東京ステーションギャラリーにも行きました。9月1日には練馬区立美術館に行きました。2軒合わせて、紹介します。
東京ステーションギャラリーでは、9月9日まで「生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。」を開催中。絵本の挿絵で有名ですが、私がいわさきちひろの絵を見るのは、25年以上前に下石神井のちひろ美術館に行って以来です。
ちひろ
 絵だけと思ってましたが、ちひろさんが使っていた手袋や帽子、ちひろさんお気に入りの品もありました。
 私が好きな絵は↓
ちひろ2
王子を想う人魚姫
ちひろ3
十五夜の月
 有名ないわさきちひろの展覧会なので、東京ステーションギャラリーは、今まで見たことがないくらい混んでました。しかも、老若男女様々なのは、いわさきちひろならではですね。癒される展覧会です。
練馬区立美術館で見たのは、9月24日まで開催中の「芳年ー激動の時代を生きた鬼才浮世絵師」です。
ほうねん1
ほうねん2
ほうねん3
ほうねん4
  歌川国芳の弟子、月岡芳年の展覧会です。月岡芳年、名前を聞いたことがあるような、ないような。でも、展覧会を見て、たぶんどこかで見ていたかもと思いました。
  なんと263点もの展示、しかも大判の錦絵なので、鮮やか。見応えありました。年代順なので、変遷がよくわかります。
  江戸時代の幕末と明治維新を体験しているので、リアルな戦闘画やおどろおどろしい絵もあり、これが有名らしいです。
  でも、そんな絵ばかりではありません。
ほうねん5
「一魁随筆 西塔ノ鬼若丸」は、なんだか楽しいし、
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「風俗三十二相 うるささう 寛政年間処女之風俗」は綺麗な絵です。
  年を重ねるごとに、どんどん上手になっているのに驚きました。それほど有名にならなかったのは、活躍したのが江戸末期から明治初めと、他の浮世絵師に比べるとはるかに遅く、また激動の時代だったからでしょうか。
  癒しの展覧会とよく知らなかった浮世絵師の見応えある展覧会、良かったです。練馬区立美術館は、前庭も楽しいですね。
2018年08月17日 (金) | 編集 |
 先日の札幌帰省、今回は美術館と文学館、写真展にも行きました。まとめて紹介します。

 父が入院中外出許可をもらい、定期的に通っている札幌医大付属病院に行く日があり、付き添いました。早く着きすぎて、診察の予約時間まで2時間あることがわかり、私は待ち時間の間に近くの北海道立近代美術館に行きました。9月2日まで開催中の「日本の美 百花繚乱」を見るためです。
北海道立近代美術館3
北海道立近代美術館4
北海道立近代美術館2
前庭には、札幌出身の彫刻家本郷新の「嵐の中の母子像」があります。

 展示室に入ってから気が付きました。前期、後期に分かれていて、私が見たかった伊藤若冲の作品は後期だけの展示でした。でも若冲はなくても、初めて見るものばかりで、なかなか良かったです。北海道でこれだけの日本画が見られることはあまりないようで、平日でしたが、結構混んでました。

風神雷神
前期展示で良かったのは、鈴木其一の「風神雷神図襖」。師匠の酒井抱一の風神雷神図に少し似てるけど、屏風ではなく襖にしているのがオリジナリティーがあって、いいかも。

東京富士美術館
こちらは全期間見られる「竹雀紋竪三引両紋牡丹唐草蒔絵女乗物」。仙台藩第7代藩主伊達重村の娘順姫が伊予宇和島藩第6代藩主伊達村壽に嫁いだ際に用いられた駕籠のようです。細工が美しく、素晴らしいです。駕籠の中はもちろん、天井まで絵が描かれてます。ここまできれいな駕籠は初めて見ました。これは一見の価値があると思います。

 東京に帰る前に、やっぱり後期も見たくなり、帰京の前日、時間を作ってまた行きました。行って正解。素晴らしい作品が多く、満足でした。
若冲、象図 長澤芦雪
左は伊藤若冲の「象図」、右は長澤芦雪の「南天に雪兎図」。若冲は他に鶏図が2点、芦雪も他に3点あります。若冲の鶏図もちょっとユニークな絵がありました。この象図、象が画面をはみ出しているのがなんとも若冲らしいかも。芦雪、割と好きなのに、あまり見る機会がありません。作品が少ないのでしょうか。札幌で見られて、良かった。

 円山応挙、曽我蕭白などは、前期と後期では作品が異なり、見ごたえがありました。また、前期は葛飾北斎の「富嶽三十六景」、後期は安藤広重の「東海道五十三次」の総てが見られます。一度に全点見られる機会は意外と少ないのですが。私はどちらも見てます(北斎は太田記念美術館、広重はホテルオークラで)。東京で見たときは、どちらも東から西へ向かう順番に展示していたので、とても分かりやすく、自分も旅をした気分になりました。ところがこちらの展示は、北斎も広重も順番がバラバラ。なぜでしょう?順番通りのほうがいいと思うんですけどね(特に北海道の人は本州の地名に詳しくないので、現在の地図も添えるととってもわかりやすいと思います)。


 北海道立文学館で9月9日まで開催中の「無言館展」にも行きました。何年か前に東京でも行われていたのに行けなかったので、今回札幌であることを知り、行ってきました。

 無言館とは、長野にある第二次世界大戦で亡くなった画学生のの作品を主に展示している戦没画学生慰霊美術館です。この無言館のコレクションから、絵はもちろん手紙、写真、はがき、スケッチブックや実際に使っていたイーゼルなども展示されてます。
北海道文学館
北海道文学館4

 才能ある方々が戦争で亡くなられたのは、悲しく、惜しいことですね。
無言館
久保克彦さんの「自画像」。たまたま学芸員のトークタイムと重なり、この久保克彦さんと同郷(山口県)の原田新さんの説明がありました。久保克彦さんの遺作集も見せてくれて、東京美術学校の卒業制作の絵を見てみたいと思いました。東京芸大美術館で、いつか展示してくれないでしょうか。

 文学館で美術展示というのも、ちょっと不思議です。
北海道文学館2
文学館に入るとすぐにあったかわいいオブジェ(?)
北海道文学館3
カフェから見る景色も素敵でした。


 美術館ではありませんが、高校時代の友人Pちゃんの誘いで、楽しいデパートのイベントにも行きました。8月14日まででしたが、札幌三越の写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き2」、8月2日の岩合光昭さんのトークショーに合わせて行きました。
猫歩き

 動物写真家として有名な岩合さん、去年は日本橋三越本店で「ねこの京都」を見ましたが、今年はこれが初めて。岩合さんのトークを聞くのは全く初めてです。岩合さんが監督し、来年の2月22日に公開される映画「ねことじいちゃん」の裏話が聞けました。
猫歩き2

 写真展は、ブラジル・コパカバーナの人気猫イキンニョやニューヨークのピザ屋の看板猫ホワイトスライスなど、16地域のかわいい猫が見られました。購入したお気に入り写真の絵葉書です↓
猫歩き3
猫歩き4

 ななちゃんが亡くなって5カ月になるけど、やっぱり猫はかわいいですね。


 最後に紹介するのは、小樽芸術村、昨年の12月にも行って紹介済みですが、今回の目的は、新しく購入したルノワールの絵。だから、似鳥美術館にだけ行きたかったのですが、こちらのチケットは3館まとめての購入。行く日は違っていてもいいけど、そうそう小樽には行けないので、結局3館に行きました。
小樽芸術村

 私が見たかったのは似鳥美術館のこちら↓
ルノワール、似鳥
ルノワールの「二人のセイレーン」。2億5000万円で買ったらしい。以前からあるルノワールの絵はとても小さいけど、こちらは普通の大きさで、いかにも晩年のルノワールって感じの絵です。

 他の2館(ステンドグラス美術館と旧三井銀行小樽支店)にも行きましたが、12月に紹介している(記事はここをクリック)ので、重ならない写真だけを載せます。

 ステンドグラス美術館は、たぶん変わっていなかったと思います。
小樽芸術村3 小樽芸術村4

 旧三井銀行小樽支店のプロジェクションマッピングも同じです。
小樽芸術村2
小樽芸術6小樽芸術村5

小樽芸術村の外
これは12月にはありませんでした。ジョージ・ローズの「マジック・クロック」。

 似鳥美術館はかなり展示替えがあり(特に4階)、良かったです。3階(?)の奥にある岡本太郎のコーナーがとっても楽しい。写真撮影ができないのが残念!写真撮影を許可すれば、もっと行く人が増えますよ!似鳥美術館はホントにいい作品がたくさんあるんですよ。場所も小樽運河のすぐ前。運河に行くついでに、ぜひ行ってほしいですね。できれば、似鳥美術館だけの入場券もあるといいですね。3館1500円なら、似鳥美術館だけで1000円とか(1200円でもいいかも)。

2018年08月06日 (月) | 編集 |
 7月に行った博物館、あと1軒あります。我が家から歩いてでも行ける江戸東京博物館です。近いので何度か行ってますが、今回は7月22日まで開催していた「発掘された日本列島2018 新発見考古速報」の招待券をいただいたので、友人を誘って行きました。
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 以前は気が付かなかったのですが、博物館の外にも展示があるんですね。
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1945年の空襲で焼失した浅草寺旧本堂の大棟部分を復元したもので、ここで使われている大鬼面瓦は1721年から1929年まで実際に使われ、その後保存されていたものだそう。

 目的の展示を見る前に常設展示を見てましたが、展示解説があるという館内放送を聞き、それに合わせて行きました。地味な考古学の展示は、何も知らないとさっと見て終わってしまいそうですが、プロの説明を聞くとなかなか面白い。ただ1時間以上と長かったので、じっと立って聞いているのは結構つらかったかな(椅子があるところでは座ったけど、立っている時間がほとんど。歩いて見て回るほうが楽だってことに、初めて気づきました)。

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特別史跡の加曽利貝塚の実際の貝塚をそのままはぎとったものです。よく見ると、貝殻のほかに動物の骨などもあります。

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上は加曾利貝塚から発掘された縄文式土器、下が狭く不安定な形なのに、どうやって使ったのでしょう?下は雲出川(くもずがわ)下流域遺跡群発掘の銅鐸、立派でした。

 衝撃的な展示もありました。金井東裏遺跡の「よろいを着た古墳人」。鎧を着たまま火山の爆発で化石のようになってしまったものです。まさしく、日本のポンペイ! 日本でもこんなことがあったのですね。ただ展示は、3Dプリンターで造ったレプリカです(本物そっくりによくできてますけどね)。

 装飾古墳というものを初めて知りました。装飾古墳とは、横穴式石室内の石材に、線刻、浮彫、彩色によって、幾何学的文様や器材・動物・人物等の文様を施したもので、国内に約600基あるそうです。パネル展示でしたが、きれいなのに驚きました。
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 縄文時代から弥生時代、近世までの遺跡や発掘品が、よくわかりました。大学時代は考古学的な人類学の講義が大好きだったけど、考古学ってやっぱり面白いかも。

 江戸東京博物館に来たら、有名な常設展も見なくちゃね。
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芝居小屋の中村座。時間によっては中に入れるのですが(ガイド付き、受付で申し込み)、いつも入れません。次回こそ!
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実物大で復元された江戸~明治時代の日本橋や江戸(東京)の景色、まるでテーマパークですね。

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十返舎一九の「東海道中膝栗毛」(上)などの展示もあります。

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江戸時代の大繁華街、両国橋西詰の模型は、1500体の人形を使って当時の賑わいを再現してます。備え付けの双眼鏡で細かなところまで見ることができ、面白い!

 迫力があるのはこちら↓
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原寸大で復元された「神田祭り」8番目須田町の山車。天井に届くほどの高さです。

 江戸時代の江戸から現在の東京までの変遷がとてもよくわかります。歌舞伎の四谷怪談の仕掛けの再現や明治時代の鹿鳴館とニコライ堂の仕掛けも面白いですよ。日中30℃超えのとても暑い日の午後でしたが、外国人はもちろん、おじさまたちが多くいたことに驚きました。65歳以上の観覧料は300円なので、涼みがてらいらしてたのでしょうね。

 
 おまけです。美術館や博物館ではありませんが、ちょっと楽しいイベントです。
三菱
三菱2
東急プラザ銀座の1~3階にあるMEToA GINZA(メトアギンザ)、三菱電機のテーマパーク(?)。9月4日まで入場無料のイベント「Space challenge in ginza 人工衛星と大型望遠鏡で、宇宙のひみつに挑む!」が開催中です。

 3階で体験できる「アルマ望遠鏡」で見るチリの星空のVR体験が目的で行ったのですが、時間が短すぎてイマイチ。逆に見た目より迫力があったのが、体験型シアター「人工衛星の旅」。人工衛星が宇宙に行くまでのさまざまな試練を振るえる床や音響で体験するシアターです。面白かった!宇宙空間で活躍する人工衛星をゲーム感覚で見られるサテライトプラネタリウムや見るだけでも結構楽しい2階の大型ヴィジョン(体験型ゲームシアター?)など、子供はもちろん、大人も楽しめます。

 真夏の暑い日は、美術館や博物館、映画館など、冷房がきいた屋内で楽しめるものがいいですね。