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映画やミュージカル、美術館・博物館、旅行などのおでかけ報告に、グルメやモニターの報告もします。
2013年04月30日 (火) | 編集 |
 4月末からの仕事のために東京に来ましたが、少し早目に来て、横浜の友人二人と2泊3日の京都旅行に行きました。お寺巡りもいいけど、京都出身の江戸時代の画家、伊藤若冲ゆかりのお寺や美術館に行くことをメインに、ちょっと芸術的な京都の旅にしました。

 プランは私が考えて、事前に友人二人に了承をとりました。今日は、京都で行った3軒の美術館を紹介します。若冲関係は1軒だけです。

 たまたま、東京では開催しない「ゴッホ展 空白のパリを追う」があるのがわかり、2日目の朝一に京都市美術館に行きました。

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5月19日まで開催中、オランダ・アムステルダムのファン・ゴッホ美術館の作品を中心に55点が見られます。

 4年前にオランダに行きましたが、国立博物館には行ったのに、目の前のファン・ゴッホ美術館には行かないツアーでした。だから、ほとんど初めて見る作品ばかりです。作品数は多くありませんが、それなりに見ごたえはありました。

 弟のテオの肖像画とゴッホの自画像が並んでいるところがありましたが、あまりにもそっくりで、説明がないとどちらがゴッホでどちらがテオかわかりません。ゴッホの自画像が8点もあり、時代によって表情が変わっていくのが面白い。

 私が好きなのは「カーネーションを生けた花瓶」という作品でしたが、画像も絵葉書もありません。

ゴッホ
こちらは「ヤマウズラの飛び立つ麦畑」。以前のゴッホ展で見たような気がしますが、タイトルは「ヒバリの飛び立つ麦畑」だったと思います。最近「ヤマウズラ」だということがわかり、タイトルも変わったようです。


 京都市美術館の近くにある並河靖之七宝記念館にも行きました。以前東京国立博物館で作品を見てあまりの美しさに驚き、今回の旅行の計画中に京都の地図を見ている時に、京都市美術館のすぐ近くに記念館があることがわかり、行くことにしました。

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建物は明治時代の町家で、明治期から昭和初期にかけて活躍した日本を代表する有線七宝の作家、並河靖之の自宅兼工房でした。

 展示作品はあまり多くありませんが、以前見た「蝶に桜図平皿」がありました。緑色がとても綺麗です。
並河靖之

 ここは、作品よりも建物のほうが良かったかも。
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建物は国の登録有形文化財と京都市指定歴史的意匠建造物に指定され、琵琶湖疏水から水を引いた七代目小川治兵衛が作った庭園は京都市指定名勝に指定されています。



 最終日の最後に行ったのは、若冲の作品が見られる相国寺承天閣美術館です。相国寺の敷地内にあります。
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 5月26日まで「~室町の花~ 観世宗家展」を開催中です。能の衣装や面、世阿弥の直筆の能本があり、びっくり。でも、私の目的はあくまでもこれ↓
若冲、ぶどう
伊藤若冲の「鹿苑寺大書院障壁画 葡萄小禽図襖絵
若冲、芭蕉
伊藤若冲「月夜芭蕉図床貼付

 どちらも重要文化財です。写実的な絵を多く描く若冲、葡萄は本当に写実的で、繊細な蔓や実が見事です。芭蕉図はまるで違い、とても大胆なのに驚きました。素敵な葡萄図のひざ掛けハンカチ(800円)を売っていたので、購入しました。やっぱり、若冲は素晴らしいですね。
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2013年04月28日 (日) | 編集 |
 東京に来てすぐに、2本の映画を見ました。

 最初に見たのは、昨年の本屋大賞受賞作の映画化「舟を編む」です。私は大学で言語学を専攻していたので、とても興味深い話でした。

 三浦しおん原作。石井裕也監督。松田龍平、宮﨑あおい、オダギリジョー、池脇千鶴他出演。渋谷シネパレスで。
 
 玄武書房の辞書編集部に配属された馬締光也は、新しい辞書「大渡海」の編集に携わる。見出し語24万、完成までに15年。上司は定年退職、先輩も異動し、馬締が中心になり仕事をすすめるようになる。ある日、馬締が住むアパートで運命の女性と出会うが・・・。

 名前のとおり真面目でちょっと変わった馬締(まじめ)を演じるのは、松田龍平。今までのイメージとは、180度違います。馬締が住むアパート「早雲荘」はとてもレトロな建物。家主の孫娘の名前は香具矢、名前と昭和っぽいレトロな雰囲気が面白い。

 ストーリー自体は辞書作りの工程といくつかのエピソードが絡むだけなので、淡々としているのに、結構面白い。辞書が完成する時にはうれしくなったり、「右という言葉を説明して」というシーンでは自分も考えたり・・・。先輩編集者のオダギリジョーもいつもの雰囲気とはまるで違うので、最初は気が付きませんでした。

 原作は読んでいませんが、ベストセラーだったとか。原作を読んでみたくなりました。普段何気なく使っている言葉についてちょっと考える楽しい映画です。「恋」という言葉を説明するコンクール、応募してみようかな。でも言葉に興味のない人は、この映画を見たらどう思うのでしょう?(評価ちょっとおまけして★★★★)

舟をあむ


 翌日見たのは、主役のダニエル・デイ=ルイスがアカデミー賞主演男優賞を受賞した「リンカーン」です。

 スティーブン・スピルバーグ監督。ダニエル・デイ=ルイス、サリー・フィールド、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、トミー・リー・ジョーンズ他出演。109シネマズ木場で。

 1865年、南北戦争は4年目を迎え北軍に有利だったが、リンカーンは完全な奴隷制度廃止のため、合衆国憲法修正第十三条を下院議会で批准させなければならなかった。成立のためには20票足りず、あらゆる工作をするが・・・。

 アメリカの南北戦争の時代の話なのに、戦争シーンはありません。ほとんど、政治が舞台のシーンばかりです。だから、前半はちょっと眠くなりました。誰もが知っているリンカーンの姿やセリフもあるけど、父親としてのリンカーンが印象的。もちろん、3回目のアカデミー賞主演男優賞を受賞したダニエル・デイ=ルイスはリンカーンそのもののようでした。

 ただ、昔のスピルバーグの映画のようなワクワクドキドキは全くありません。一政治家としてのリンカーンを描いた映画ですね。スピルバーグも年をとったのかも。(評価★★★☆と★★★★の間)

リンカーン
リンカーン2

2013年04月26日 (金) | 編集 |
 文庫本派の私、読むのはもっぱら電車の中なので、1ヵ月に2冊読めるかどうかのペースですが、最近読んだ本にとても面白いものがありました。

ナニカアル
 桐野夏生の「ナニカアル」です。

 「放浪記」で有名な小説家林芙美子の手記風の小説。芙美子の姪と知人の手紙のやり取りで始まり、芙美子の未発表原稿が発見されたことがわかり、次にその原稿=手記?が書かれ、再び手紙のやり取りで終わります。

 読んでいるうちにとても小説とは思えなくなり、そこに林芙美子がいるような気になってきました。小説の中の手記には、驚くようなことが書かれ・・・。事実なのか、桐野夏生の創作なのか、境目が分かりません。

 実際、林芙美子の史実に基づいているところも多数あるようです。私は、林芙美子の小説は読んだことはありません。森光子の舞台で有名な「放浪記」を書いた人とくらいしか知らなかったのですが、とても興味を持ちました。戦前、戦中、戦後の人なのに、とても自由奔放。「放浪記」は自分の生い立ちに基づいて書かれたらしい。

 「ナニカアル」があまりにも面白かったので、林芙美子の「放浪記」と「浮雲」も読んでみたくなりました。新宿区にある林芙美子記念館にも行ってみたい(この小説にも出てきます)。つい先日までは名前しか知らなかった林芙美子が、とても身近な人に感じられました。

 それにしても、いくつかの史実をもとにこれだけの小説を書く桐野夏生って、やっぱりすごい! 参考文献として書かれているものだけでも68冊。実在した人物を小説にするのは、いろいろ制約がありそう。単なる創作のほうが楽なのではないでしょうか。

 桐野夏生さんの小説は結構好きで、何冊か読んでますが、これはベスト3に入りますね。ドラマ化と映画化され、2004年エドガー賞長編賞の最終候補4作品の1つにノミネートされた「OUT」が有名だけど、私的に好きなのは「光源」、北海道を舞台にした映画撮影の話だったような気がしますが、映像化されるといいなと思ってます。

 この「ナニカアル」は、2010年島清恋愛文学賞、2011年読売文学賞を受賞してます。まだ読んでいない方は、ぜひどうぞ!
2013年04月24日 (水) | 編集 |
 最近新しく発売されたスイーツを二つ紹介します。

 一つは、私が好きな「ハスカップジュエリー」のmorimotoから発売された、店舗限定のハスカップのスイーツ。しばらく札幌を離れる私に友人がプレゼントしてくれたスイーツです。友達が言うとおりとてもおいしかったので、東京へのお土産に買いました。

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ノーザンベリークッキー 雪色ハスカップ」。大丸札幌店限定の大丸札幌店10周年記念スイーツです。

 クッキーの袋はきれいなラベンダーカラー。甘酸っぱいハスカップが入ったホワイトチョコレートでくるんだクッキーは、甘さと酸味のミックスが絶妙でとってもおいしい。ハスカップジュエリーよりは、酸味が少ないような気がします。手にチョコがついちゃうのが難点かな。


 もう一つは、2013年の札幌の顔となる「さっぽろスイーツ」を決定する「さっぽろスイーツ2013 コンペティション」の生洋菓子部門でグランプリを取った「さっぽろ黒豆タルト」です。

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「ケーキハウス ステラ☆マリス」の商品ですが、私は札幌地下街の「さっぽろスイーツカフェ」で食べました(珈琲とセットで879円)。

 ブラックココア入りのサブレ生地をベースにしたタルト、黒豆の煮汁を使ったグラッサージュでコーティングした黒豆のムースのドーム状の上部。タルトは硬めでナイフで切って食べました。黒豆のムースがとってもおいしい!もっと黒豆が入っていればいいのに、と思いました。黒豆って、想像以上においしいですよ。
2013年04月22日 (月) | 編集 |
 札幌のランチ、フレンチばかりではありません。4月に行った格安ランチと紅茶専門店も紹介します。

 1月まで勤めていた会社のすぐ前にあり、何回かランチに行ったのは、「かっぽうぎ札幌駅前通り店」。雪印パーラーのビルの地下で、夜は居酒屋ですが、昼はワンコインランチが食べられます。

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 和食のランチですが、カフェテリア方式。入ってすぐに500円を払い、2種類あるメイン(肉か魚)を選んで伝え、トレイを取って小鉢が並ぶコーナーへ。好きな二つを選び、メイン料理と御飯(量は多め、普通、少な目があり)、みそ汁を受け取って好きな席に行って食べます。

 日によって内容は変わるけど、小鉢は野菜料理も結構あります。
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12時を過ぎるとあっという間に満席になるので、私はいつも12時前に行きます。サラリーマンがほとんどだけど、女性一人の方もいます。500円とは思えない味ですよ。


 映画「アンナ・カレーニナ」を見る前に行ったのは、「北海道魚貝料理の店 こふじ」。ここも夜は居酒屋のようです。昼は魚中心の定食屋でしょうか。

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メインの魚の種類はかなりありました。焼き魚以外に、イカのお刺身、小鉢、御飯、みそ汁、漬物と、ボリュームたっぷり。これで750円! もちろん、おいしかったです。ここも12時を過ぎると、サラリーマンが続々とやってきました。


 札幌は素敵なカフェがとても多いけど、大通西14丁目におしゃれな紅茶専門店もありました。石渡紅茶です。
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紅茶専門店だから、紅茶の種類が多い。店内で茶葉や紅茶グッズの販売もしています。

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紅茶は素敵なカップに入れてくれます。スコーンのセット(892円)にしました。おいしい紅茶で、優雅なひと時を過ごしました。1階はケーキ屋さん。1階でケーキを注文し清算すると、ここで食べられるそうです。

 札幌のカフェやレストラン、おいしいお店がたくさんあります。私が次に行くのは、3カ月後ですね。