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映画やミュージカル、美術館・博物館、旅行などのおでかけ報告に、グルメやモニターの報告もします。
2013年06月30日 (日) | 編集 |
 東日本大震災復興支援のために被災地の東北3県で開かれている「若冲が来てくれました プライスコレクション 江戸絵画の美と生命」。10日ほど前に、現在の開催地盛岡の岩手県立美術館(7月15日まで)に見に行きました。

 わざわざ盛岡まで行くのだから、新幹線とホテルのパックツアーにして1泊で。翌日は世界遺産の平泉観光(詳細は後日)にしました。事前に宮古にいる友人に連絡したら、同じホテルに泊まって、美術館も平泉も一緒に行くことになりました。

 盛岡はあいにくの雨。友人が宮古から車で来たので、盛岡名物「冷麺」のランチ(詳細は後日)の後、友人の車で岩手県立美術館へ。

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晴れていれば、そのへんを歩いたんだけど、雨じゃ~ね。

 アメリカ人ジョー・プライスさんの日本画コレクションから江戸時代を代表する画家の作品、80点ほどの展示です。ジョー・プライス夫妻(奥様は日本人)は東日本大震災の被災者に伊藤若冲の「鳥獣花木図屏風」の絵を見て、元気になってもらいたいと思い、今回の展覧会になったとか。被災地の仙台、盛岡、福島の3ヶ所だけの開催です。

 今回の特徴は、子供でも理解しやすいタイトルがついていることでしょうか。子供向けの説明もかなりありました。

 80点ほどの作品(前期のみの展示も入れるとほぼ100点)は、タイトルの伊藤若冲をはじめ、鈴木其一、長沢芦雪、曽我蕭白、河鍋暁斎、円山応挙など有名な画家の作品が多かったけど、作者不詳というものもいくつかありました。

 有名画家の作品はもちろん素晴らしいけど、作者がわからない作品も引けを取りません。プライスさんは、画家名で作品を選んだのではなく、自分で見ていいと思った作品を買ったそうです。一番最初に購入したのは、伊藤若冲の「葡萄図」で、若冲の作品が多いのも、当然かも。今回は18点もの若冲の作品を見ることができました。

 プライスさんが最初に購入したのは↓
若冲、葡萄図
伊藤若冲葡萄図」。4月に京都の承天閣美術館で見た襖絵の葡萄に似てますね。

 どれも素晴らしい作品ばかりだったけど、特に気に入ったのは↓
若冲、虎
伊藤若冲虎図」。誰かの絵を模写したらしいけど、虎の表情とポーズがとっても可愛い。
若冲、紫陽花
伊藤若冲紫陽花双鶏図」。今の季節にぴったりでしょう。紫陽花のブルーとトサカの赤が対照的で美しい。
若冲、伏見
伊藤若冲伏見人形図」。ほかとは違った画風の絵です。伏見稲荷の人形らしい。先に知っていれば、4月に京都に行った時、この人形を買ったのに、残念。

 それから忘れていけないのは
若冲、鳥獣
伊藤若冲鳥獣花木図屏風」。1.2cmのマス目に描いた絵で、縦167cm、横376cmもある大きな六曲一双の屏風絵です。空想の動物も含め、いろいろな動物が鮮やかな色彩で描かれています。迫力ありますよ。

 若冲以外にもいい絵があったけど、特に良かったのは↓
長沢芦雪
長沢芦雪の「白象黒牛屏風」。とても大きな絵です。黒くて大きな牛に寄り添う白い小さな犬が なんとも言えず可愛い。

 せっかくなので、常設展も見ました。岩手県ゆかりの作家の作品が多かったです。友人も私も良かったのは、舟越保武の作品でした。
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クリスチャンの舟越保武らしい作品ですが、とてもきれいなものが多かったです。上の「聖セシリア」は去年か一昨年札幌の芸術の森美術館の展示に来ていて見ていましたが、やっぱり素敵です。

 盛岡まで行った価値が十分にある素晴らしい展覧会。オリジナルグッズが今ひとつだったのが、残念でした。入場料800円という安さにも感激です。もちろん収益は東北復興のために寄付されます。それに東京の美術館と違って、すいているのでゆったり見られるのも良かったです。

 
 「若冲が来てくれました」を見たあとに、友人が以前から行ってみたかったという小さな美術館にも行きました。
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川のほとりにある深沢紅子 野の花美術館です。盛岡出身の深沢紅子さんの女性を描いた絵や植物の細密画が見られます(入場料500円)。
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2013年06月28日 (金) | 編集 |
 四谷三丁目付近は、お寺が多い。有名な「あれ」もあります。休日の新宿散歩、お寺や神社を中心に歩いてみました。別の日に行ったお寺以外のところも合わせて紹介します。

 四谷の観光地図を見るとお寺がたくさんあるのがわかります。当然、著名人のお墓もいくつかあります。私が行ったお寺は↓
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西念寺です。服部半蔵のお墓があり、槍が収められています。お墓の写真はちょっと怖いので、撮ってません。

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こちらは西迎寺。東京には珍しい仏像があるので、行きました。
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1694年、鋳物師椎名伊予良寛・兵庫重長が作った定印を結ぶ丈六の阿弥陀如来像です。

 そして四谷と言えば有名なのが、「四谷階段」。その舞台になったのはここです。
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於岩稲荷がある田宮神社。小さな神社です。実際のお岩さんは、怪談とは違って、怖い人ではなかったらしい。新宿通りから行くと、進行方向の右側にあります。

 道路を挟んで向かい側にあるのは陽運寺。なんだかとっても派手なお寺です。ここもなぜか「お岩稲荷」を謳っているけど・・・・。
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お寺なのに、稲荷とはどう考えたって変! でも何故か、こちらの方が大きい。

 以上四つのお寺は、どこも徒歩圏。さらに歩いて行けるスポットがありました。

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明治神宮外苑にある聖徳記念絵画館です。ここには明治天皇と昭憲皇太后の生涯の出来事を描いた壁画80枚が展示されていて、江戸末期から明治までの歴史がわかります。堂本印象、鏑木清方、結城素明、山口蓬春、藤島武二など、有名な画家が描いた作品もあって、びっくり! ちょっとした美術館ですね。

 「王政復古」や「下関講話談判」(以前行った「春帆楼」の本店が会場)などの絵も良かったけど、絵画館の建物がとても素晴らしい。大正15年竣工の豪華な造りです(写真撮影禁止が残念!)。でも、施設維持協力金という名前の入場料500円はちょっと高いかも。土曜日だったのに、ガラガラでした。

  
 この日はこの後新宿御苑 へ。千駄ヶ谷門なら、歩いて10分ほどです。
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 四谷は都心だから空は狭いけど、歩いて行けるところに緑が多く、便利です。まだ行きたいところがあるので、来月札幌に帰る前に行かなくちゃ。
2013年06月26日 (水) | 編集 |
 東京で住んでいるのは新宿区内。歩いて行ける範囲に、いろいろなところがあります。仕事がない日は、時々散歩を兼ねて近くのお寺や博物館などに行きます。かなり前ですが、歩いて10分もかからないところにある新宿歴史博物館に行きました。

 時期によって特別展も行われていますが、この日の特別展は興味のないものだったので、常設だけを見ました(300円)。

 中には、江戸時代の新宿を再現したジオラマや
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昔実際に走っていた都電が展示されてます。

 生まれも育ちも北海道の私が見て面白かったのは↓
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江戸時代の民家や昭和のモダン住宅の再現でした。レトロでいいな。昭和はやっぱり懐かしい。

 身近にある街の博物館は、楽しく歴史や街のことが学べていいですね。平日だったせいか、見学者は数人。なんだかもったいない感じでした。
2013年06月24日 (月) | 編集 |
 翌日(6月2日)はいよいよ尾瀬に出発です。2年前の7月(2年前の記事はこちら)と同じ尾瀬ヶ原ですが、今は水芭蕉の季節、とても楽しみです。ホテルを朝8時頃出発、30分ほどで鳩待峠に到着しました。再集合の午後2時45分まで、6時間の自由ハイクです。

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最初は大きな石が並んだ階段を下ります。ただでさえ歩きにくいのに、日曜日だったのですごい人! 山小屋に泊まった人たちが逆方向から来るので、道の片側しか使えず、渋滞でした。

 それでも景色はやっぱりいい! 7月と違って、山には雪が残っているので緑と白のコントラストがとってもきれい。
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 30分くらい下りたでしょうか。水芭蕉が見えてきました。
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 こんな花も咲いてました。
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 1時間ほどで山ノ鼻ビジターセンターに到着。この先トイレがほとんどないのでトイレに行きますが、ここでも行列。この先は平坦な木道。途中の牛首分岐までは一昨年と同じだけど、後半は違うコースにしました。

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「夏の思い出」に歌われた水芭蕉、見頃でした。でも今まで写真で見ていたものより少ない感じ・・・。今年は天候のせいなのか、例年の10分の1の量だとか。驚いたのは、水の中で咲いている水芭蕉↓
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ヨッピ吊り橋は、初めて行きました。可愛い吊り橋です。模範コースではここで折り返しになってました。でも、ここで折り返すと3時間以上トイレに行けなくなる可能性があり、ちょっと不安。そこで頑張って20分ほど先の東電小屋まで行くことにしました。

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なんと、チシマザクラが咲いてました。途中の水芭蕉と黄色の花のコラボもきれいでした。
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頑張って行って良かった! でも時間がありません。急いでお弁当を食べて、トイレに行って、来た道を戻りました。

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集合時間に間に合わなかったら困ると思い、帰りは急ぎ足。なんだか、とっても疲れました。ベンチは結構あるのに、トイレはとても少ない。トイレさえもう少しあれば、もっとゆっくり歩けたかもしれません。綺麗な景色を楽しみながら、もっとゆったり過ごしたかったな。

 水芭蕉以外にも可愛らしい花がたくさん咲いてました。
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 必死で歩いたら、予定よりもかなり早く集合場所の鳩待峠に着いてしまいました。スタートの時にもらった「尾瀬ヶ原マップ」に書いてあった目安時間は、かなり多めに書いてあったようです。こんなことなら、もっとゆっくり歩けば良かった。前日3時間、この日は6時間近く歩いたので、体力に自信のある私でもかなり疲れました。

 でも、山ノ鼻ビジターセンターで食べた白花ソフトクリームは、500円と高いけど、とってもおいしかったです。それにしても尾瀬は広い! お花が咲いているところを歩くのは楽しいけど、何も咲いていない木道をただただ歩くのは、つまらなかった。

 2009年秋の尾瀬沼、2011年7月と今回の尾瀬ヶ原、まだ歩いていないところはあるけど、あとは日帰りでは無理なところばかり。大きな荷物を持って歩く山小屋宿泊はさすがにもう無理なので、尾瀬はこれで十分かな。ニッコウキスゲの尾瀬ヶ原は見ていないけど、同じコースを歩くのも飽きたので。3回目の尾瀬、十分に満喫しました。
2013年06月22日 (土) | 編集 |
 札幌を出る前から行くことに決めていた尾瀬。どうせなら1泊でと思い、2年前に一緒に尾瀬に行った友人とクラブツーリズムの宿泊バスツアーで行きました。友人が千葉なのと、適当な東京発がなかったので、千葉発の「ハイキング初級 尾瀬ヶ原6時間滞在と谷川岳一ノ倉沢ハイキング」で、私は松戸から乗りました。

 8時半に松戸を出発、4時間ほどで谷川岳のロープウェイ入口に着きました。ここからハイキングスタートです。

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途中までは広い舗装道路なので、歩きやすいけど、なんだか物足りない感じ。でも、緑の中で気持ちよく歩きました。

 1時間ほどで、一の倉沢に到着。
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谷川岳がきれいに見えます。

 映画「剣岳」や何かの小説で名前だけは知っていた谷川岳。ここが有名な谷川岳一の倉沢なんですね。
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日本三大岸壁の谷川岳を見ながらきれいな川の川べりでお弁当を食べ、再び歩きます。

 クライマーの散歩道を歩きました。途中、遭難者を悼むレリーフがたくさんありました。そういえば、以前は冬山登山の遭難のニュースで、「谷川岳一の倉沢」の地名をよく聞きました。夏はどうってことがないけど、冬は大変なんでしょうね。

 行ったのは6月1日、ところどころに雪が残っていました。
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大きな雪庇も歩きました。札幌出身の私には珍しくない雪だけど、ほかの人は雪の上を歩くのが大変そうでした。

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折り返し地点は「ブナのしずく」という湧水。冷たくて、ほんのり甘くておいしい天然水です。

 谷川岳にもいくつかの花が咲いてました。
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名前は全然わかりません。

 往復3時間ほどのハイキング。ほとんど平坦でそれほど大変ではなかったけど、久しぶりにたくさん歩いたので、膝の裏が少し痛くなりました。

 この日泊まったのは、岩鞍リゾートホテル
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写真を撮り忘れましたが、「山と大地のめぐみ」という美味しい夕食に、温泉(あまり広くはないけど)、割と広い部屋で、なかなか良いホテルでした。