FC2ブログ
映画やミュージカル、美術館・博物館、旅行などのおでかけ報告に、グルメやモニターの報告もします。
2014年02月26日 (水) | 編集 |
 気管支炎でダウンする前の週末、素敵な陶芸展を見に行きました。3月23日まで出光美術館で開催中の「板谷波山の夢みたもの」です。

 板谷波山は、明治から昭和初期に活躍した陶芸家。東京美術学校彫刻科を卒業した後、明治36年に開窯。西洋の陶芸を研究しているので、アールヌーヴォー風の独創的な作品を作り、昭和9年に帝室技芸員に任命され、昭和28年には陶芸家として初の文化勲章を受章しました。
 
 彫刻科を出ているので見事な薄肉彫に、きらめく釉薬をかけた「彩磁」や、光を柔らかく包む艶消し釉をかけた「葆光彩磁」など、独創的で美しい作品185点が見られます。

 私は5年ほど前(?)に初めて、この出光美術館で板谷波山の作品展を見ました。あまりの美しさに感動したことをずっと覚えています。その後国立博物館でも1,2回作品を見ましたが(数個のみ)、見るたびに美しさに魅せられました。もちろん、今回も・・・。たぶん以前見た作品もかなりあったはずですが、感動は変わりません。

 印象的だったのは、白磁でも、焼き方(?)によって色やつやが異なり、「白磁」「氷華磁」「葆光白磁」「凝霜磁」「淡黄磁」「蛋殻磁」「凝霜磁」などいくつもあったことです。名前も波山がつけたとか。残念ながら、画像はありませんが・・・。

itaya2.jpg
こちらは、代表的な葆光彩磁の「葆光彩磁花卉文花瓶」。青や赤の色が微妙な白いカバーで覆われたような感じです。日本の陶芸とは思えないでしょ?

波山1
これも葆光彩磁の「葆光彩磁草花文花瓶」。この花はチューリップです。チューリップを描いた作品がいくつかあったけど、すべて違った描き方なのも面白い。

 葆光彩磁以外にも素敵な作品がいくつもありました↓
itaya4.jpg
「朝陽磁鶴首花瓶」。微妙な色の変化がきれい!

 素敵な香炉や茶碗などの小さなものから大きな壷まで、美しく、素敵な作品がそろい、見ごたえがたっぷりでした。


 出光美術館には、無料のお茶を飲みながら皇居などが眺められるすばらしい休憩スペースがあります。ただ、あまり大きな声でのおしゃべりはダメみたいですよ。
DSC_1010.jpg

スポンサーサイト
2014年02月23日 (日) | 編集 |
 ほんとうはもっと早い時間に、内容も美術展でアップする予定でした。ところが、激しい咳と発熱で数十年ぶりに寝込んでしまい、22日に行く予定だった山種美術館にも行けず、今回の内容にやむなく変更しました。

 先週の水曜日、急に咳が増えました(もともと多少の咳は出やすい)。木曜日咳はさらにひどくなり、なんとなくだるい。熱が出るかも、という予感・・・。ホントは仕事を休みたかったけど、机の引き出しにはこの日朝一でする予定の原稿が入ったまま。合鍵も一緒に持ち歩いているので、なんとか出社したけど、午前中だけ仕事をして早退しました。

 帰る間際にネットでインフルエンザを調べたら、いきなりの咳と発熱はインフルエンザみたい!? 帰ってから家の近くの内科に行って熱を測ったら37.4度とそれほど高くはありません。でも、やはりインフルエンザを疑われて、鼻の奥に器具を入れて粘液を検査したら(結構つらかった!)、インフルエンザではありませんでした。

 熱の割には、だるさは増し、起きているのもつらくなり、食欲もなくなり、翌日までほとんど寝て過ごしました。熱はだんだん下がってきたけど、食欲はなかなか元に戻らず、体力がなくなりました。熱が完全に下がった今(日曜夕方)でも、階段を上ると息が切れ、なにかすると疲れが出て・・・。

 今まで私は、健康と体力にはとても自信がありました。病院も出産以来去年の12月までは、内科はほとんど行ったことがありませんでした。ところが、毎年受ける健康診断で悪玉コレステロールの値が年々高くなり、12月に病院に行き、そして今回。

 20年ぶりくらいの内科なので、様変わりにびっくり! お医者さんの机には必ずパソコンがあり、なにやらデータを入力していたり、コレステロールで病院に行った時の血流検査ももちろんコンピュータ! 正確な診断ができるなら、これにこしたことはありませんね。

 でも、何より驚いたのは、自分の体力の衰えです。回復にこんなに時間がかかるとは思わなかった。若いころは、熱が下がれば食欲もすぐに出て、元気になったのに・・・。もう、無理はできないってことですね。でも、明日はがんばって仕事に行こうと思ってますけどね。

 皆様も、風邪やインフルエンザにはお気をつけくださいね。私は自分の健康に過信があったのかもしれませんね。マスクが嫌いなので、普段は絶対に使いません。さすがに咳が出るときはマスクをして、出社しましたけどね。サプリや健康食品も自分の免疫力を弱めるような気がして、飲みません。もちろんインフルエンザの予防注射もしません。でも、これからもこのままでいいのかどうか、ちょっと不安になってきました(たぶん変わらないとは思いますけどね)。
 
 こんな内容なので写真はありませんが、それじゃつまらないので、友人が送ってくれたすばらしい梅の写真を↓
140221_1147~01
千葉の友人の家に咲く「青軸」という枝垂れ梅です。2月7日に咲き、あの大雪にもめげず咲き続けているそう。この目で見たかった!

 ブログを書けるくらい元気になったので、明日はなんとか会社に行けるかも。木曜の午後からずっと、家でおとなしくしていた甲斐がありそうですね。来週はなんとか、山種美術館にも行きたいな。




2014年02月20日 (木) | 編集 |
 2月前半、映画や美術館に出かけたときに行った銀座と横浜のレストラン2軒は、どちらも和食店。タイプは全然違うけど、やっぱり和食っていいですね。

 映画「ビフォアミッドナイト」を見る前に行ったのは、銀座にある京料理レストラン「左京ひがしやま」。
DSC_0991.jpg
掘りごたつ式のテーブル席に、カウンターも掘りごたつ風。

 2月11日まで開催していたジャパンレストランウィーク参加店で、事前予約したジャパンレストランウィークの特別メニュー(3150円)です。
DSC_0990.jpg DSC_0992.jpg
DSC_0993.jpg DSC_0994.jpg
DSC_0995.jpg DSC_0996.jpg
DSC_0997.jpg
菜の花と子持ち昆布の先付け、白味噌仕立ての椀、造り、焼き物、風呂吹き大根、京水菜と炙り薄揚げの浸しとちりめんじゃこの有馬煮、めざし軽炙りの小鉢、柚子シャーベット

 ごはんは「おくどさん」という釜で炊いたもの、メニュー自体は珍しいものではないけど、京野菜などを使ったおいしいランチでした。

DSC_0998.jpg
日本料理店では珍しいオープンキッチン、板前さんの後ろにあるのが「おくどさん」。古民家や時代劇で見るかまどですね。それほど広いお店ではないので、気がついたら満席になってました。


 横浜美術館で「下村観山展」を観る前に行ったのは、美術館の真ん前にあるマークイズみなとみらい4階の「むかしみらいごはん六本木農園」。『生産者と消費者を繋ぐ』六本木農園の2店目で、『むかし』の叡智を、『みらい』を担うこどもたちに、おいしい『ごはん』を通して3世代で伝えるレストランです。

 フレンチもイタリアンも好きだけど、やっぱり日本料理が一番かな。

DSC_1003.jpg DSC_1004.jpg
DSC_1005.jpg
ランチメニューは鍋料理だったので、お店の人と相談してアラカルトから選びました。野菜が売りなので、ウェルカムベジタブル(えごまのディップソース添え)とおばんざい5種盛り合わせ、それに土鍋ごはんを二人でシェアしました(一人1750円)。どれもヘルシーで、おいしかった。特にえごまのディップがおいしい!

 この日はおもちつきのパフォーマンス(?)をしていたけど、生産者のお話が聞ける「農家ライブ」を行う日もあるようです。

 フレンチもイタリアンも好きだけど、やっぱり日本料理が一番かな。
2014年02月20日 (木) | 編集 |
akkemama1107

#あなたの思い出のアカデミー賞作品賞は [ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 3部作の集大成、家族そろって楽しみました。あれから10年、娘も息子も成人し、就職し、息子は結婚して子供も生まれました。時の流れを感じます。] http://t.co/6jpBOgV3Uf
02-19 21:41


2014年02月18日 (火) | 編集 |
 2月半ば以降封切りの映画は、アカデミー賞関連や面白そうな映画が目白押し。時間が足りなくなりそう・・・。だから先週はがんばって、映画を2本観ました。どちらもとっても面白かった!

 1本目は、ホントは1月に札幌で観る予定だった「鑑定士と顔のない依頼人」。予告編を観たときから気になっていたけど、想像以上に面白い映画でした。

 ジュゼッペ・トルナトーレ監督・脚本、ジェフリー・ラッシュ、ドナルド・サザーランド、ジム・スタージェス他出演。TOHOシネマズシャンテで。

 一流鑑定士でオークショニアのヴァージル・オールドマンは、堅物で独身の初老男性。ある日、両親から相続した絵画や家具を鑑定してほしいという依頼を電話で受ける。依頼人の女性は、約束した日にも姿を現さない。気になるヴァージルは帰った振りをして物陰に隠れ、依頼人クレアの姿をこっそり見るが・・・。

 イタリア人のアカデミー賞監督(ニューシネマ・パラダイス)でイタリア映画だけど、セリフは英語です。舞台はイタリアなのでしょうか? 

 ヴァージルは、自らもひそかに女性の人物画のコレクションをしています。秘密の部屋の壁いっぱいの女性の肖像画は圧巻。プーシキン美術館所蔵のルノワールの「ジャンヌ・サマリーの肖像」など、見たことがある絵もいくつかありました。エンドロールに美術館の名前と絵のタイトルがえんえんと出てきたので、本物のような気がしますが・・・。

 「広場恐怖症」や「オートマタ(からくり人形)」など、興味深いものもあるけど、やっぱりジェフリーの演技がすばらしい。ちょっとした恋愛ミステリーです。そして、終わりが近づいたときのドンデン返し! もう一度観て、確認したくなる映画です。(評価ちょっとおまけして★★★★)

鑑定士2


 大雪が降った14日の夜に観たのは、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」です。アカデミー賞の作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、脚色賞にノミネートされてます。

 マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マシュー・マコノヒー他出演。TOHOシネマズ渋谷で。

 学歴もコネも経験もないジョーダンは、22歳でウォール街の投資銀行で働き始める。斬新な発想と巧みな話術で、26歳で証券会社を設立、年収4900万ドルを稼ぐようになるが・・・。

 実在の人物、ジョーダン・ベルフォートの手記に基づく映画。実話を基にしているとは思えない、ハチャメチャなサクセスストーリーです。3時間と長いのに、眠くなることはまったくないとても面白い映画でした。

 R18指定なので、乱交などそれなりのシーンはありますが、カラッとしているというか、ほとんど笑ってしまいます。ドラッグのシーンが多いのは、なんともいえませんが。良くも悪くも、アメリカという国が少しわかったような気がします。ジョーダンは、セールス能力はもちろん、社員を思う経営者としてはすばらしいかも・・・。あのめちゃくちゃな乱交も、社員の仕事のストレス発散とやる気を鼓舞するためだったのでしょうか?

 見所は、なんといってもディカプリオの百面相(!?)。とにかくいろいろな表情が見られて、楽しい。ゴールデングローブ賞で主演男優賞は受賞してるけど、ぜひともアカデミー賞もとってもらいたいものです。
 
 R18だけど、楽しいエンタテインメントコメディー。アメリカってやっぱりすごい、スケールが違います。(評価★★★★)

ウルフ1
ウルフ2


 大雪の被害にあわれた地区の皆様に、お見舞い申し上げます。山梨は、去年の夏に行ったところです。