FC2ブログ
映画やミュージカル、美術館・博物館、旅行などのおでかけ報告に、グルメやモニターの報告もします。
2015年01月29日 (木) | 編集 |
 先週末、4月5日まで開催中の「みちのくの仏像」を東京国立博物館で見ました。

 東北の三大薬師をはじめとした、東北6県を代表する仏像が見られます。出品数は19と少ないため、会場も本館の特別5室だけで、なんだか狭かったけど、中身は濃かったです。

 4年前の東日本大震災で被災し、修復をした仏像も出品されてます。収益の一部は、被災した文化財の修復費用の一部になるそうです。

みちのく、国宝
これはみちのくの三大薬師の一つ、福島県の勝常寺の薬師如来坐像と両脇侍立像。国宝です。9世紀に造られてますが、なかなか美しい彫刻で、立派。さすが国宝です。黒くなったお顔が歴史を感じさせます。残りの二つの薬師は、宮城県・双林寺と岩手県・黒石寺の薬師如来坐像で、いずれも重要文化財に指定されてます。

みちのく、吉祥天
今回一番きれいだと思ったのは、こちら。岩手県・成島毘沙門堂の伝吉祥天立像。両手を曲げて前に出しているポーズが不思議です。

 お寺に行くとよく見かける十二神将、今回もありました。山形県・本山慈恩寺の十二神将立像の丑神、寅神、卯神、酉神です。十二神将と干支は関係があるんですね。今回初めて知りました。
みちのくの十二神将
兜には、それぞれの干支の動物が・・・。とても細かな彫刻で、それほど大きくないのに、迫力がありました。

 そして忘れてはいけないのが、これ↓
みちのくの円空
秋田県・龍泉寺の十一面観音菩薩立像、円空の作品です。東北では、表面が滑らかな仏像を作っていたようです。正面から見ると普通に見えますが、ナント奥行15センチしかありません。顔の立体感が素晴らしい。円空独特の優しげな目と口が好きです。

 さほど広くない会場に、大きな仏像も入れて19体、土曜日だったので結構混んでいて、とても狭く感じました。仏様も窮屈だったのでは? 京都や奈良の仏像は、ちょっと近寄りがたいいかにも仏像って感じのものがほとんどですが、みちのくの仏像は違いますね。優しげな表情のものが多くて、仏像というより仏様って感じがしました。もしかしたら、東北では身近で、庶民に近い存在だったのでしょうか?

IMG_0846.jpg
国立博物館にもゆるキャラ?


 帰りは、ちょっと足を延ばして入谷へ。よく聞く入谷の鬼子母神、初めて行きました。
IMG_0848.jpg
朝顔まつりで有名な、安産・子育ての神。最近建て替えたのでしょうか? 新しい建物でした。
スポンサーサイト
2015年01月25日 (日) | 編集 |
 今年初めてのミュージカルを観ました。劇団四季の「FESTIVAL 扉の向こうへ」です。
IMG_0844.jpg

 ミュージカル自体去年の8月の「ショーガール」以来、四季は6月の「リトルマーメイド」以来、久しぶりです。ミュージカルが大好きで、四季の会の会員にもなってますが、去年は観たいと思うミュージカルが少なく、3本しか観ていません。最近の四季は、昔のミュージカルの再演ばかりで、さすがに飽き気味。なぜか私がもう一度観たいと思う「アイーダ」と「エビータ」「コーラスライン」は再演の予定がなく、9月の会員更新の時に真剣に更新をやめようかと悩みましたが、1年だけ様子を見ようと思い、続けました。続けて、正解でした。

 「扉の向こうへ」は、一昨年の秋に観た「ソング&ダンス60」のような、四季のミュージカルの中からいくつかを見せてくれるものと同じ。ただ今回は昨年の12月20日~2月1日の公演のせいか、昨年上演したナンバーと今年上演予定のナンバーを、オリジナルの演出でショー仕立てで見せてくれます。今年の目玉「アラジン」のナンバーも3曲ありました。もちろん、「リトルマーメイド」のあの面白い「パパのかわいい天使」他3曲も観られます。

四季、フェスティバル

 ソング&ダンス同様、ヴォーカルパートとダンスパートに分かれていて、歌が中心の曲とダンスが中心の演目があります。今回印象的だったのは、MC役がいること。そのせいか、一段と楽しく観られました。

 歌がいいのは、やっぱりアンドリュー・ロイド=ウェーバーの「オペラ座の怪人」と「ジーザス・クライスト=スーパースター」。特にジーザスのユダの曲を歌った芝清道さん(実際のユダ役)の歌は、本当に素晴らしかったです。ダンスがよかったのは、「ビーアワゲスト」。「美女と野獣」の曲ですが、全然違う演出で、まるで「コーラスライン」のラストシーンのようでした。
四季、フェスティバル2

 とっても楽しい、素敵なショー。また「オペラ座の怪人」と「ジーザス・クライスト=スーパースター」を観たくなりました。もちろん、5月24日開幕の「アラジン」も観に行くつもりです(でもこの手のお子様向けは1回きりになるでしょうね)。その前の3月には、2回目の「クレイジー・フォー・ユー」を観ることになってますけどね。
IMG_0845.jpg


 今年は去年よりたくさんミュージカルが観られそうで、うれしいな。ミュージカル、大好きです!
2015年01月22日 (木) | 編集 |
 昔の名作映画を映画館のスクリーンで観る「第二回新・午前十時の映画祭」で、1955年の映画「旅情」を観ました。

 デビッド・リーン監督、キャサリン・ヘプバーン、ロッサノ・ブラッツィ他出演。TOHOシネマズ日本橋で。

 38歳、シングルの秘書、ジェインは、アメリカからイタリアのヴェネツィアに念願の一人旅をする。一人、サンマルコ広場のカフェでお茶を飲んだり、買い物をしたり、少年マウロの案内で街を見物したり・・・。ある日店頭のグラスに惹かれて入った骨董店の主人は、前日サンマルコ広場で会った男性、レナートだった。積極的なレナートにいつしか心惹かれるジェインだったが・・・。

 簡単に言ってしまえば、アラフォーシングルにありがちな旅先のラブストーリーです。女性を見たら口説くのが常識という典型的なイタリア男とアメリカ人女性。舞台は水の都、べネツィア。ストーリーは割と単純だけど、さすが絵になるシーンが多いですね。ちょっとした旅行気分が味わえました。有名なテーマ曲もとてもいい!

 ローマとフィレンツェには行ったけど、べネツィアは行ったことがない私、べネツィアに行きたくなりました。東京ディズニーシーのゴンドラで我慢してたけど、やっぱり、全然違いますね。最近は浸水化が進み水浸しのニュースもたまに耳にするサン・マルコ広場。水没する前に、ぜひとも行かなくては!

 この映画はなんと私が生まれた年に公開されてますが、そこまでの古さは感じません(デジタル化してるせいもあるけど)。ラブストーリーは、いつの時代も変わらないものなんですね。昔の映画って、ゆったりと落ち着いて観られて、たまに観るにはとてもいいものですよ。評価(★★★☆)

旅情


 第二回の映画祭は3月20日で終わります。私は今回は2本観ました。4月4日から「第三回新・午前十時の映画祭」が始まるそうです。何を上映するかは2月中旬にならないとわからないけど、去年私がリクエストした「トップ・ガン」が入っているといいな。いずれにしろ、第三回も何本かは観に行くと思います。今から楽しみにしてます。
2015年01月19日 (月) | 編集 |
 先週の三連休最終日、今年初めての美術館に行きました。今回見たのは、山種美術館で2月1日まで開催中の「東山魁夷と日本の四季」です。

 昨年11月から始まったこの展示、2014年は東山魁夷が亡くなってから15年で、没後15年記念の開催です。私は印象派が好きだけど、日本画家にも好きな画家が数名いて、その一人が東山魁夷です。かつて開かれた横浜美術館、国立近代美術館での東山魁夷展はもちろん、札幌にいた一昨年は道立近代美術館での東山魁夷展も見ました。さらには、市川の東山魁夷記念館と長野県信濃美術館東山魁夷館にも行ったし、鑑真の命日の前後数日しか見られない唐招提寺の襖絵も見に行きました。

 だから東山魁夷の作品はほとんど見たと思っていたけど、今回初めて見る作品も結構ありました。一番見たかったのはこれ↓
萬緑新
宮内庁所属の「萬緑新」です。12月21日までの展示だったので、残念ながら見られませんでした。この展示会を知ったのが、去年の12月半ば。すでに12月は予定が入っていて、見に行く時間がありませんでした。いつか必ず見たいけど、宮内庁の絵だから、なかなか機会はないかもしれません。

 でも、この展示、やっぱり良かったですよ。作品数は58点と多くはないけど、中味が濃いかも。東山魁夷だけではなく、東山魁夷の東京美術学校での師匠、川合玉堂や結城素明、同窓生の山田申吾や加藤栄三などの作品、義父にあたる川崎小虎の作品もあります。

 昭和43年に新築された皇居宮殿のために描いた東山魁夷の「朝明けの潮」や橋本明治の「朝陽桜」、上村松篁の「日本の鳥・日本の花」などの作品を一般の人にも見てもらいたいと思い、同様の絵を依頼した山種美術館の初代館長。これらの絵も見られましたが、素晴らしかったです。
満ち来る潮
これは皇居宮殿に収めた「朝明けの潮」をモチーフにした「満ち来る潮」、大きなきれいな絵です。皇居の絵は静、こちらは動のイメージにしたとか。華やかな金箔使いは共通だけど、波しぶきは確かに迫力がありました。

 私が好きなのは、今回のテーマにもなっている四季の絵。日本画で風景画を描く東山魁夷ならではの味があるような気がします。特に好きなのは、この2点。
緑潤う2
京都の修学院離宮を描いた「緑潤う」。東山魁夷といえば、やっぱりこの緑と青の中間色ですよね(実物はもっときれいな色です)。私はこの色が大好きなんです。修学院離宮には行ったことがありません。事前申し込みが必要な修学院離宮、ネットで申し込めるようなので、近いうちに行ってみたくなりました。絵の取材地が説明と一緒に書かれてあったのも、うれしいですね。

 もう1点はこちら↓
北山初雪
北山初雪」、冬は嫌いな私ですが、この絵は好きです。雪の白さに心が洗われるよう・・・。

 この2点、とても気に入ったので、絵葉書を買いました。最近美術展に行っても、絵葉書を買おうと思うほど気に入った絵がなかったのですが、今回、久しぶりに買いました。何度か見た絵もあったけど、やっぱりいい絵は何度見てもいいものです。

 実は、私は東山魁夷の直筆のサインを持っています。数年前にKさんにいただきました。私の大切な宝物で、今は壁にかけてます。東山魁夷、大好きです。
IMG_0843.jpg

2015年01月16日 (金) | 編集 |
 先週の三連休の日曜日、お天気が良かったので、買い物のついでにちょっと足を延ばしました。近いのは知っていたけど、まだ行ってなかった隅田川へ。

 行く途中にあったのは↓
IMG_0821.jpg
本家深川めし 割烹みや古」。地元の名産、アサリの炊き込みご飯「深川めし」の本家が、我が家のすぐ近くにありました。そのうち行って、食べなくっちゃね。

 さらに少し歩くと、芭蕉記念館もありました。入り口に団体がいたので、今回は写真も撮らず、入場もパスしましたが、松尾芭蕉はこの辺りに住んでいたのですね。

 そしていよいよ隅田川。ここまでは、家から10分もかかりません。
IMG_0822.jpg
隅田川テラスという遊歩道を歩きます。向こうに見えるのは、新大橋。水上バスが通って行きました。この日は結構暖かく、川沿いを歩くのも気持ちが良かったです。新大橋の下を通り、まだ行ったことのない両国方面に行ってみました。

 反対の清澄白河方面に行くと、川沿いに芭蕉記念館分館史跡展望庭園があるようです。こちらは、次回のお楽しみにしておきましょう。

 家を出てからおよそ30分、途中隅田川テラスが切れてしまったので一般道路に出ましたが、着きました。
IMG_0824.jpg
両国駅の近くには、こんな像が。横綱の像と手形(私も名前しか知らないような大昔の横綱ばかり・・・)です。

IMG_0825.jpg
国技館の前は大賑わい。初場所の初日で、関取たちが国技館に入る時間でした。相撲にも入り待ちがあるんですね。遠藤が入るときは、歓声も。人気力士ですね。

 せっかくなので、江戸東京博物館にも行きました。
IMG_0826.jpg
3月8日まで「探検!体験!江戸東京」を開催中です。ナント入場料は300円。江戸時代や明治時代の展示物があり、人力車などに実際に乗れるコーナー(車夫はいません)もあります。やたら子供が多いと思ったのは、この体験コーナーのためだったのかな。

 現在、江戸東京博物館はリニューアル工事中で、常設展示はお休み。3月28日にリニューアルオープンするそうです。オープンしたら、また行かなくては・・・。

 下町は奥が深くて、面白い! 時間があるときは、また近くの名所を訪ねてみようと思います。