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映画やミュージカル、美術館・博物館、旅行などのおでかけ報告に、グルメやモニターの報告もします。
2015年03月28日 (土) | 編集 |
 桜が開花しましたね。うれしい春です。

 先々週梅を見に行った鎌倉、実はもう一つ目的がありました。東慶寺の仏像展を見るためです。昨年末に行ったときに、売店で素敵な仏像の絵葉書を発見。聞いたら、普段は予約をしなければ見られないけど、2月・3月に開催される仏像展でも見られるとのこと。どうせ行くなら梅も見ようと、3月半ばに行って、「東慶寺仏像展2015」(3月29日まで開催中)を見てきました。

 私が見たかった仏像はコレ↓
水月観音
鎌倉随一の美仏と言われる「水月観音菩薩半跏像」。思ったよりも小さな観音像だったけど、美しさは想像通り。水墨画に多いくつろいだ姿(水面に写った月を見ている)の観音様です。13世紀の作。正面から見るのもいいけど、向かって右横から見ると、とってもきれいでした。

聖観音菩薩立像、東慶寺
こちらは、かつての国宝(今は重要文化財)の聖観音菩薩立像。14世紀の作で、衣の文様、土を型抜きして貼り付けた土紋がとても珍しいそう。

 数は少ないけど、素晴らしい仏像が多く、見ごたえがありました。


 この日、Mさんからそごう美術館で開催していた(22日で終了。28日から山梨県立美術館で開催中)「円空・木喰展」のチケットをもらったので、帰りに横浜で途中下車し、行ってきました。

 円空は、1月に行った「みちのくの仏像」で少し見ましたが、木喰は久しぶりに見ます。木喰を初めて見て感動したのも、何年か前のこのそごう美術館での木喰展でした。

 最初は円空の展示。みちのくの仏像で見たのと同じような奥行15センチほどの仏像が二つ(?)ありましたが、説明はなし。生涯で12万体もの仏像を彫ったという円空、いろいろな仏像がありました。さすがに数が多いだけあって、こんなものも?と思うような木のかけらに顔を簡単に彫っただけの仏像も・・・。

 仏像の種類も多く、初めて知ったものもありましたが、やっぱり好きなのは観音像です。
円空、観音菩薩
板茸町阿弥陀堂の観音菩薩、優しいお顔がいいですね。

 そして、一番好きなのは木喰のコレ↓
木喰、自身像
木喰自身を彫った「自身像」です。いくつもありましたが、どれもとってもやさしそうなおじいさんの像。見るだけで、私も幸せになりそうな気がしました。

子安観音菩薩立木仏
こちらは、愛媛県光明寺の「子安観音像」。立木にそのまま彫ったものです。

 これも「子安観音像」
子安観音、木喰
キリスト教のマリアとキリスト像にそっくりですね。


 見るだけで心が落ち着いたり、温かくなったり、仏像は彫刻としての芸術品でもあるけど、やっぱりパワーがありますね。さすがに、奥が深~い!
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2015年03月24日 (火) | 編集 |
 秋は芸術の秋だから、当然美術展が目白押し。今年は年明けから春にかけても、いい美術展がたくさんありますね。先週末に行ったのは、東京都美術館で3月29日まで開催中の「新印象派 光と色のドラマ」。
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 新印象派とは、19世紀終わりから1900年代初めにかけて盛んだった点描画の流派。この展示でも、印象派のモネに始まり、スーラ、シニャックからフォーヴィスムのマチスまで104点が観られます。印象派から新印象派、そして近代美術のフォーヴィスムへと移る過程がよくわかりました。点描画の基礎となる(?)色彩環もありましたよ。

 新印象派が影響を受けているのは、やっぱりモネ。私が好きなモネの作品が3点ありました。特に素敵だったのはこれ↓
モネ、アヴァルの門
「アヴァルの門」。モネがよく描いているエトルタの岩を反対側から見た絵のようですね。最初に近くで観た時は隣の「アンティーブ岬」の方がいいと思ったけど、離れて観たら、海の透明感が素晴らしい! 色もとってもきれい。岩がかすかに海に写っているのがリアルです。

 モネの描き方がデフォルメされて、点描画になったのでしょうか? 16歳のシニャックは印象派展でモネの絵を見て、画家になろうと決めたとか・・・。
スーラ
点描画の先駆者スーラの「セーヌ川、クールブヴォワにて」。左下の女性は他の絵にも出ていたような・・・。
スーラ、額
スーラの「ポール=アン=ベッサンの外港、満潮」。この絵の額はスーラ自身が彩色したもの。さすがに絵にぴったり合ってますね。
 
 31歳で早世したスーラに代わって新印象派をリードしたのは、シニャック。
シーニャック
シニャックの「髪を結う女、作品227」。モデルは後のシニャック夫人。色の衰えを防ぐために、絵の具に蜜蝋を混ぜているそう。画像はありませんが、「サン=トロペの松林」も素敵な絵です。淡い紫色が、富良野のファーム富田のラベンダー畑を連想させます。

 新印象派はベルギーでも盛んになりました。
リュス
ベルギーの工場地帯を描いたマクシミリアン・リュスの「シャルルロワの高炉」。こんなに力強い新印象派もあるんですね。

 こちらもリュスの作品、とても気に入りました。絵葉書がなかったのが、ホントに残念です。
リュス2
「ルーヴルとカルーゼル橋、夜の効果」。実物はもっときれいです。夜の川に写る照明の灯りがとてもきれい。一昨年の夏に行った釧路の幣舞橋を思い出しました。
 
 点描画の新印象派、風景画のイメージが強いけど、人物画もありました。画像はありませんが、アンリ=エドモン・クロスの裸婦の絵は、ルノワールの影響を受けているような気がします。

 会期終了間近なのに、とてもすいていたのが意外でした。印象派は日本人に大人気(もちろん私も大好きです)だけど、新印象派は人気がないのかな? 新印象派、なかなか奥が深いです。観る価値、あると思いますよ。

会場を出たところには、こんなものも。レゴで作ってます。

2015年03月21日 (土) | 編集 |
 もうすぐ桜の便りが聞こえてきそうですが、先週、最後の(?)梅を見に、北鎌倉に行きました。かつての仕事仲間の集まり「アドバンスツアー」です。平日開催がほとんどで最近は参加できないことが多かったけど、今月は日曜日の開催だったので、参加できました。

 ちょっと遅い11時に北鎌倉駅集合。まずは、臨済宗大本山の円覚寺へ。
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1785年に再建された山門から入ります。

 北鎌倉は去年の年末や一昨年の6月にも来てるけど、円覚寺に来たのは久しぶりです。そもそも3月の北鎌倉は初めてなんですけどね。山門を入る前に、ピンクの花が見えました。
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松嶺院(?)に咲いていたのは、ナント桜でした。早咲きの桜ですね。

 もちろん梅も咲いてました。
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 総本山だけあって、円覚寺はとても広いです。
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虎頭岩のある妙香池。
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国宝の舎利殿にも梅が咲いてました。でもこれ以上近づけないのが、残念!
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百観音(?)もあります。
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こんな彫刻のある門も。翼がある西洋風の龍?

 一番奥の黄梅院にも行ったけど、こちらの梅は残念ながら終わってました。ただこの日は、特別公開の佛日庵のお茶室が見られました。しかも、そのお茶室の前(!)でお抹茶がいただけます(見学込で500円)。このお茶室は、川端康成の小説「千羽鶴」に出てくるそう。
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天井がユニークなお茶室。
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梅を見ながらいただくお抹茶は、格別でした。お茶室の前には、こんな梅が↓
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きれいなピンクの八重の梅、とってもかわいい! ここには、魯迅から贈られた白木蓮の木もあります。

 円覚寺の最後に行ったのは、もうひとつの国宝「洪鐘」。実はここは初めてです。階段をかなり上って行きます。最近運動してないので、息がきれたけど、素晴らしいものが見られて良かった!
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1301年に鋳造された関東で最も大きな洪鐘です。

 何段も階段を上っただけあって、景色も抜群!
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遠くに見えるのは、午後に行く東慶寺でしょうか。


 見所満載の円覚寺を見た後は、少し歩いて浄智寺へ。小さなお寺だけど、梅のほかににもいろいろなお花が咲いてました。
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 浄智寺に行ったら、これも見なくちゃね。
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鎌倉江の島七福神の一つ、布袋尊です。


 浄智寺の後は遅めのランチ(詳細は後日)、その後に行ったのは年末に来たばかりの東慶寺です。年末に来た時に仏像展があることを知り、どうせ行くなら梅の季節にと、今回の北鎌倉行になりました。

 北鎌倉随一の梅と言われる東慶寺、ピークはちょっと過ぎていたけど、見事です。早咲きの桜も咲き始めてました。
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 お目当ての仏像展も見て、満足!(詳細は後日)
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東慶寺の隣の喫茶店でお茶をしてたら、庭にかわいいリスが! 鎌倉ですね。


 桜に比べると地味だけど、楚々とした美しさが何とも言えない梅。梅を見にわざわざ出かけたのは初めてかな。梅も良かったし、鎌倉は季節によって違った顔が楽しめて、いつ行ってもいいところですね。

 おまけです。東慶寺を舞台にした映画が公開されます。5月16日公開の「駆込み女と駆出し男」、大泉洋主演だし、見てもいいかも・・・。
2015年03月17日 (火) | 編集 |
 会員になっているTOHOシネマズのサービスデイ14日が、今月は土曜日。見たい映画もいくつかあったので、映画のはしごをしました。

 最初に見たのは、「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」。第二次世界大戦中のイギリスで実際にあった話です。

 モルテン・ティルドゥム監督、グレアム・ムーア脚本・製作総指揮、ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイ、マーク・ストロング、チャールズ・ダンス他出演。TOHOシネマズ錦糸町で。

 第二次世界大戦中、イギリスの天才数学者のアラン・チューリングはドイツ軍の暗号エニグマを解読するための国家機密の任務に就く。6人のチームで取り組むが、アランは一人あるマシンの製作に没頭し、孤立する。唯一の女性メンバージョーンによって、次第にメンバーに溶け込み、暗号解明に成功するが・・・。

 事実は小説より奇なり。エニグマという言葉は知っていたけど、こんな事実があったとは・・・。普通の人とは違う個性的な天才アラン。アランが創ったマシンが、今私たちが使っているコンピューターの元だったのですね。アランの個性と天才ぶりにも驚くけど、昔の話とはいえ、その後のアランの人生はあまりにもかわいそうです。ネタバレになるので、これ以上は書けませんけどね。

 さらにひどいのが、この事実が50年以上も隠されていたこと。アラン・チューニングの功績はとても偉大なのに・・・。感動し、泣ける映画です。

 劇中によく出てくる「時に想像しえない人物が偉業を成し遂げる」という言葉が象徴的。欧米で大人気のカンバーバッチの演技も素晴らしかったです。アカデミー賞脚色賞受賞作。お薦めです。(評価少しおまけして★★★★☆)

イミテーションゲーム
イミテーションゲーム2


 錦糸町で買い物をして「イミテーション・ゲーム」を見たら、半蔵門線で三越前へ。待ち合わせをしていた友人と一緒に見たのは、「イントゥ・ザウッズ」。1987年から2年間ブロードウェイでロングラン上演された同名の大人向けミュージカルの映画化です。

 ロブ・マーシャル監督、、メリル・ストリープ、エミリー・ブラント、ジェームズ・コーデン、アナ・ケンドリック、ジョニー・デップ他出演。TOHOシネマズ日本橋で。

 魔女の呪いで子供ができないパン屋の夫婦は、呪いを解くための4つのアイテムを探すために森に行く。食いしん坊の赤ずきんはおばあちゃんに会うために森の中へ、牛を売るために隣の町に向かうジャックも森を通り、舞踏会を抜け出したシンデレラもなぜか森に入って・・・。

 ミュージカルが好きな私ですが、このミュージカルは知りませんでした。1987年~89年は育児の真っ最中だったし、2004年に宮本亜門演出で日本版もあったらしいけど、私宮本亜門が嫌いだから興味も関心もないので・・・。赤ずきん+シンデレラ+ジャックと豆の木+塔の上のラプンツェルの、こんなに楽しいミュージカルがあったんですね。

 「イントゥ・ザウッズ」に出てくる「赤ずきん」も「シンデレラ」も、いつもの話とはちょっと違います。「ジャックと豆の木」はそんなに違ってないかな。「塔の上のラプンツェル」は読んだことがないので、わかりませんが・・・。それにしても、うまく組み合わせたものです。4つの話のミックス+αが違和感なく楽しめました。ハッピーエンドの後にいろいろありますけどね。

 ブロードウェイミュージカルの映画化なので、いちおうミュージカルです。でもそれほど歌は多くないし、ダンスシーンは0。ミュージカルとして見るには、物足りないかも。ただ、どの人も(メリル・ストリープはもちろん、エミリー・ブラントや赤ずきん役のリラ・クロフォード、ジャック役のダニエル・ハトルストーンも)歌がとても上手で、驚きます。ジャックのダニエル・ハトルストーンは「レ・ミゼラブル」に出てた子ですが、大きくなりましたね。

 魔女役のメリル・ストリープもオオカミ役のジョニー・デップも最高! オオカミになりきっていたジョニデ、ちょっとしか出てこないのが残念です。なんだか新鮮なおとぎ話ミュージカル、楽しめますよ。4月に公開される実写版の「シンデレラ」も見たくなりました。(評価★★★★)

イんトゥーザウッズ2
イントゥザウッズ


 映画が終わって外に出ると、きれいな桜色↓
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もうすぐ桜の季節ですね!
2015年03月14日 (土) | 編集 |
 2月に映画や美術館に行ったときにランチしたレストランをまとめて紹介します。

 最初は、「俺のイタリアン東京店」。去年ずいぶん話題になったチェーン店で、普通は午後3時半からの営業ですが、最近土日祝日は12時45分から営業を始めたということを知り、行ってきました。昨年秋にできたKIRARITO GINZAの地下1階にあります。

 去年初めてテレビで見て知った時は、立ち食いで何時間も並んで・・・だったけど、今は予約もできるし、座れる席もあるんですね。だから、当然事前にネット予約しました。席は、カウンターがいくつも並んでるって感じで、普通のテーブルを囲むのとはちょっと違います。前に座っている人の背中を見ながら食べるのって、なんだか微妙かも。

 料理は本格的ですね。味はやや濃いめ? ランチメニューはなく、夜と同じみたい。選ぶのに悩んでいたら、スタッフの人が親切に教えてくれました。

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2人で食べましたが、男性を意識した「俺の」だけあって、どれもボリュームがあります。デザートもって思っていたけど、おなかがいっぱいでやめました。

 料金は一人当たり3000円くらい。高級素材の料理もあったけど、ランチとしてはあまり安くはありません。夜も昼も同じだから、夜に行くのがお得なお店なんですね。ただライブがあり、若い女性のとても上手な歌(おもにクラシック系)が聴けました。


 白金の畠山記念館に行ったときのランチは、高輪台の駅の真ん前にあるイタリアン「トラットリア エテルナ」。

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デザート付き(コーヒーも)のパスタランチ1700円。眺めのいい落ち着いたレストランで、おいしくいただきました。


 最後に紹介するのは、蕎麦の「小松庵総本家」。昨年の春、六義園に桜を見に行ったときに見つけて、気になっていたお店です。大正11年創業の老舗で、昨年2月に六義園の隣に移設したそうです。中はお蕎麦屋のイメージとは程遠い、明るいサロンのような雰囲気です。

 本当なら通常の蕎麦を食べるべきかもしれませんが、寒い2月、表の看板メニューに手書きで書かれた「鍋焼き蕎麦」に惹かれ、注文しました。
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鍋焼きうどんは何度も食べたけど、鍋焼きそばは初めて。さすがに手打ちで太い麺なので、鍋焼きでも大丈夫。おいしくいただき、体も温まりました。

 お店は2階にあってテラス席もあります。もうすぐくる桜の季節には、テラスから桜が見えるのでしょうか?