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映画やミュージカル、美術館・博物館、旅行などのおでかけ報告に、グルメやモニターの報告もします。
2018年05月30日 (水) | 編集 |
 映画が大好きな私。最近は1年に50本以上見てますが、ここ数年見た映画で面白いと思うのは、圧倒的に事実をもとにした映画が多かったようです。まさしく、「事実は小説より奇なり」。最近見た2本の映画のうち1本もまさしくそれ。もう1本は、ちょっとエロティックな笑える時代劇。2本まとめて紹介します。

 先々週の土曜出社の後に見たのは、アメリカで起きた実話をもとにした映画「モリーズ・ゲーム」。

 アーロン・ソーキン監督・脚本、ジェシカ・チャスティン、イドリス・エルバ、ケヴィン・コスナー他出演。TOHOシネマズ日比谷で。

 モーグルのオリンピック候補だったアスリートがけがのため引退し、アルバイト気分で始めたポーカールームの手伝い。やがて自らが運営し、高額な現金が動き、ハリウッドスターなどの著名人が集まるようになり・・・。

 ベストセラーになったモリー・ブルームの回顧録を、「ソーシャル・ネットワーク」の脚本でアカデミー賞脚本賞を受賞したアーロン・ソーキンが脚本を書き、自らが監督(初めて)もしてます。FBIに逮捕されたため弁護を依頼する現在のモリ―と過去のモリ―が交錯しますが、分かりにくくはありません。モリ―の頭の良さもよくわかります。見ていてずっと気になったのは、客としてきている著名人は誰かということ。映画の中では全くわかりませんが、この映画のホームページには名前が出てました。驚きました!

 展開が早い映画で、あきることなく最後までひきこまれました。賢いモリーが、なぜポーカーの世界にいってしまったのでしょうね。ラスト近くの父親との会話で、少しわかったような気がします。このシーンは、なかなか感動ものでした。父と娘の葛藤と愛情の話でもあるんですね。ポーカールームでのモリーのファッションにも注目です。(評価少しおまけして★★★★と★★★★☆の間)

もリーズゲーム
もリーズゲーム2


 久しぶりの土曜のお休みに見たのは、「蚤とり侍」。小松重男の歴史小説を監督自らが脚色。R15で、ちょっとエロティックなシーンが多めですが、とても楽しい時代劇です。

 鶴橋康夫監督・脚本、阿部寛、寺島しのぶ、豊川悦司、大竹しのぶ、斎藤工、風間杜夫、松重豊、桂文枝、前田敦子他出演。TOHOシネマズ日本橋で。

 田沼意次が老中をしていた江戸時代、越後長岡藩の藩主の怒りを買った小林寛之進は、藩主の命令で「猫の蚤とり」になる。猫の蚤とりは表稼業で、実は女性に愛の奉仕をするという裏稼業があり・・・。裏稼業のシーンが多いのでR15ですが、それほど生々しさはありません。むしろユーモラス。

 主演の阿部寛はじめ名優ぞろい(前田敦子以外ね)。トヨエツは準主役ですね。笑えるシーンが満載ですが、ラストは感動です。それにしても、江戸時代にこの職業がホントにあったらしいのですが、信じられませんね。(評価★★★★と★★★★☆の間)

のみとり侍
のみとり侍2
のみとり侍3


 「モリーズ・ゲーム」を見るために行った2回目の東京ミッドタウン日比谷。夕方だったせいもありますが、さすがに以前ほどの混雑ではありませんでした。前の週に通って気になったオブジェ、夜はライティングできれいでした。
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 そして以前外にあったゴジラ像は、今はTOHOシネマズ日比谷のロビーに。
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2018年05月26日 (土) | 編集 |
 武士と禅寺の街、古都鎌倉。東京から1時間もあれば行けるし、以前住んでいた横浜・戸塚からは横須賀線で10分ちょっと、だから何度も行って、めぼしいお寺にはほとんど行ってます。ところが先日、会員登録してる旅のモニターサイト旅モニで全く知らない鎌倉の某所の招待企画があり、早速応募。残念ながら外れましたが、二人で行けば入場料が割引になるというメールが来たので、先日の日曜日に友人を誘って行ってきました。

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バス停「浄明寺」から歩いて2分足らずの一条恵観山荘(いちじょうえかんさんそう)、国指定重要文化財です。庭園見学だけなら入場料は500円ですが、説明付きの山荘見学は予約制で別途1000円。重要文化財の山荘を見たいので、もちろん事前に電話予約をして見学しました。見学会は月に4~6回だけで、1日に2~4回開催の先着順です。

 一条恵観山荘は、江戸初期の後陽成天皇の第九皇子だった一条恵観が1646年ごろに京都の西賀茂に建てた別荘です。昭和34年に鎌倉に移築、さらに62年に現在地に移り、京都時代の庭園と御幸門を復元。昨年から一般公開を始めたそう。

 私はその日最後の2時に予約。20分ほど早く着いたので、先に庭園を見学しました。
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滑川沿い(川には出られませんが)の散歩道が素敵。まだ小さいけど、紫陽花があちこちで咲き始めてました。
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 重要文化財の山荘はこちら↓見学を申し込んだ人しか中には入れません。
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木に隠れて見えませんが、屋根は茅葺です。

 山荘の前でしばし待つと、はかま姿の案内人が登場。靴を脱ぎ、荷物も置いて、見学がスタート。フラッシュを使わなければ、写真撮影もできます。
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とても分かりやすい説明です。

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天井も障子も凝ってます。畳のヘリは絹ですって。もちろん、踏んではいけません。襖の取っ手も面白い。

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杉戸絵が鎌倉で見られるとは思いませんでした。歴史を感じます。
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 山荘から見る枯山水の庭が美しい。残された資料を基に、京都時代のものを使って再現した庭です。苔の緑がなんともいえません。雨の日はいっそう緑がきれいだそうです。
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 それほど広くないけど、見ごたえは十分にありました。入らなかったけど、お茶室やカフェもあります。
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茶席「時雨」の円窓、趣があっていいですね。時間があるときに茶の湯体験(有料)やカフェでくつろぐのも良さそうですね。秋の紅葉の時季に、また行くのもいいかもね。庭園はそれほど広くないので、できれば事前に予約して山荘を見学するのをお勧めします。武士の街鎌倉で、川のせせらぎとウグイスの鳴き声を聞きながら、京の雅に触れる素敵なひとときが味わえますよ。

 
2018年05月23日 (水) | 編集 |
 5月4日に行った栃木・黒羽への日帰り旅行、黒羽城址公園の黒羽芭蕉の館で松尾芭蕉関連の展示を見た後も、芭蕉ゆかりの地へ。
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松尾芭蕉と曾良が黒羽に滞在した13泊のうち8泊したのが、黒羽藩城代家老の浄法寺高勝(桃雪)邸。その屋敷の一部を再現した(?)旧浄法寺邸です。イベント施設と観光客の休憩所を兼ねているようですが、4時を過ぎていたせいか、入れませんでした。でもここは芭蕉公園、お花がとてもきれいでした。

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真っ白なオオデマリと、
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あでやかな色がとても美しいシャクナゲ。こんなにきれいなシャクナゲ、初めて見たかも(シャクナゲとシャクヤクと牡丹の区別もつかなかったので)。

 そしてもちろん、芭蕉の句碑もあります。
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山も庭も 動き入るや 夏座敷


 続いて行ったのは、私が一番行きたかったところ。あの「大人の休日俱楽部」のCMを見て、一目で惹かれたお寺です。
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1283年創建の雲厳寺です。

 「大人の休日俱楽部」の広告の吉永小百合をまねて(?)橋の上でポーズ。真っ赤な橋が新緑に映えますね。
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お寺の前のバス停に記事の紹介がありました。

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歴史を感じます。予想通り、素敵なお寺でした。

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白藤が咲き始めてました。

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橋の上から見る景色も素敵でしょ。それほど大きくはないけど、風情のあるお寺です。松尾芭蕉が黒羽に長逗留したのも、なんとなくわかるような気がしました。吉永小百合のCMの影響か、ここには結構観光客がいました。


 この後にTさんご夫妻が連れて行ってくれたのは↓
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小砂焼 藤田製陶所。江戸末期に水戸藩主の徳川斉昭(慶喜の父)によって陶土が発見されて、小砂焼(こいさごやき)が始まったそうです。

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上は小砂焼の売店、下はちょっと気になった建物。何に使っているのでしょう?

 わりと実用的で、しかも結構お手頃な価格。今回は気に入ったものがあって、購入(1080円)しました。。
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使いやすい大きさと、落ち着いた色合いが好きです。早速、漬物を入れてます。

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クレマチスの鉢植えもきれいでした。


 最後に連れて行ってくれたのは、隈研吾が設計した那珂川町馬頭広重美術館。もちろん美術館の営業は終了してるので、建物を見るのが目的です。
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隈研吾らしい木を多用した自然を感じる素敵な建物です。竹とも相性がいいですね。遠くから見るとホントに素敵なんだけど、近くで見ると、木の傷みが目立ち始めてます。できて17、18年。木はメンテナンスが大変だから、年月が経つと傷みが目立ってくるのかもしれませんね。

 美術館の裏には、まだまだいろいろあるみたいです。機会があれば、また来て、行ってみたいけど・・・。
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 写真を撮り忘れましたが、最後の最後に寄ったのは広重美術館から車で7分ほどの「道の駅 ばとう」、とてもおいしいソフトクリーム(300円)をいただきました。 帰りは氏家の駅まで送っていただき、楽しい旅は終了しました。

 素晴らしい景色のレストランに始まり、牡丹やシャクナゲの美しいお寺や公園、念願の歴史を感じるお寺など、半日車で案内してくださったTさんご夫妻、本当にありがとうございました。バラエティーに富んだ、とても楽しい、中身の濃い連休の一日になりました。都心とは反対方向に行ったせいか、混雑にも合わず(普段よりは混んでいたようですが、都会の混雑に比べれば混んでいるうちに入らないくらいでした)、ちょっとした旅行気分も味わえました。Tさんご夫妻に、重ねて感謝申し上げます。


2018年05月20日 (日) | 編集 |
 早いもので5月も後半ですね。今年は例年より季節の訪れが早く、バラや藤は見ごろの時季に見に行けませんでした。先日のゴールデンウィーク、前半のメインイベントはロイヤルウィングのティークルーズでしたが、後半のメインイベントは栃木県の黒羽(大田原市)への日帰り旅行でした。2回に分けて、報告します。

 昨年夏のフランス旅行で親しくなったTさんご夫妻は栃木県にお住まいです。帰国後、一緒にフランス旅行に行ったNさんとTさんの奥様と私の3人で2回美術展に行ったのですが、その時に私が吉永小百合が出演している大人の休日倶楽部のCMで見た栃木のお寺の話をしたら、「いつでも、矢板から車で案内しますよ」と言われ、Nさんと一緒に連休中の4日に行くことになりました。

 千葉県に住むNさんとは、押上から同じ電車(半蔵門線乗り入れの東武伊勢崎線)に乗ることにして、片道2時間40分ほどのちょっとした日帰り旅行に出発。東武線は急行だったけど、遅れている特急を待ったりして遅れ気味。案の定、久喜でのJR宇都宮線への乗り換えに間に合いません。予定の電車には乗れず、結局3時間半近くかかって矢板に到着しました。途中駅の氏家では雷がなり、あられが降っていたけど、矢板に着くころには上がってました。

 矢板駅からは、Tさんのご主人が運転する車で。Tさんご夫妻が最初に連れて行ってくれたのは、ランチのためのレストランです。
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まるで北海道のような景色を見ながらおいしい食事をいただけるのは、乗馬クラブ「那須野ヶ原ファーム」のレストラン。
 
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地元の新鮮な野菜を使ったコース料理が2000円!野菜の真の味がわかり、どれもとってもホントにおいしかったですよ。


 続いて行ったのは↓
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黒羽藩主大関家ゆかりのお寺、大雄寺(だいおうじ)です。階段の横の石像、ちょっと怖い・・・。

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参道には、こんなにかわいい小さな石像が。

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本堂はじめ、ほとんどが茅葺の建物で、9棟が国重要文化財に指定されてます。

 このお寺は、牡丹のお寺としても有名で、ちょうど見ごろでした。
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茅葺と牡丹、意外と合いますね。この日の朝激しい雨が降った影響で、花が下を向いてしまったのがとても残念だけど、華やかさはさすがです。黄色い牡丹は初めて見ました。


 次は、ドラマ「アシガール」にはまったNさんの希望で、黒羽城址公園へ。
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 黒羽城は1576年に大関高増が築城、藩主大関氏は外様大名だったためか、1871年の廃藩置県で廃城となり、現在は土塁、空濠、水濠などが残るだけです。
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この日はツツジが咲いてましたが、桜の名所のようです。

 ここに行く途中の橋のあたりは、もうすぐ紫陽花でいっぱいになるそう。紫陽花の名所でもあります。
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 黒羽は、松尾芭蕉の「奥の細道」の道中で一番長く滞在したところで、黒羽城址公園内には芭蕉ゆかりのものがあります。
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黒羽芭蕉の館の前には、芭蕉と曽良のブロンズ像があり、芭蕉の広場には、句碑(鶴鳴くや 其声に芭蕉 やれぬべし)もあります。
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 そして、ここは吉永小百合の「大人の休日俱楽部」のロケ地でもありました。
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青モミジもとてもきれい。秋の紅葉も美しいのでしょうね。

 連休と言っても、都内近郊とは違いそれほど混んでいないのがうれしい(普段よりは混んでいたそうですが)。きれいな花を楽しむ芭蕉ゆかりの黒羽の旅の続きは、次回に。

2018年05月16日 (水) | 編集 |
 印象派が好きで、洋画系の美術展に行くことが多い私ですが、日本画もたまに見に行きます。連休中に行った2軒の美術館(博物館)は、どちらも日本美術の展覧会でした。

 4月28日に行ったのは、千葉市美術館、5月20日まで開催中の「百花繚乱列島ー江戸諸国絵師めぐりー」を見ました。
千葉市美術館

 江戸時代中・後期に日本各地で活躍した絵師の作品の展示です。江戸時代の地方だから、ほとんどが知らない絵師ばかり。北海道から九州まで、地域ごとに展示してます。画像はありませんが、円山応挙や酒井抱一など有名な絵師の作品も何点かありました。面白いのは、酒井抱一の兄、酒井宗雅と島津斉彬の作品が見られたことでしょうか。あの斉彬も絵を描いてたのですね(あまり上手とは言えませんが)。

 江戸時代だから全国的に有名になったのはほんの一部の絵師だけでしょうけど、地方ではそれなりに有名だったのかも。他の地域には知られていなくても、よい作品を描く絵師がいたことが、わかる展覧会でした。


 5月5日に行ったのは、東京国立博物館、5月27日まで開催中の「名作誕生ーつながる日本美術」を見ました。
名作誕生

タイトル通り、日本画、仏像、などの日本美術の名作ばかり、のべ130点もの展覧会です。名作というだけあって、国宝や重要文化財がとても多く、見ごたえがあります。ただ、なんとなくまとまりに欠けるような気がしなくもありません。一貫したテーマが弱いのか? 名作ぞろいで、連休中に行ったにもかかわらずそれほど混んでいなかったのも、そのせい?

 ホントに素晴らしい作品ばかりです。
普賢菩薩
国宝の「普賢菩薩騎象像」。象の鞍の彫刻がなかなか見事でした。

俵屋
俵屋宗達の「扇面散貼付屏風」。いろいろな絵の一部(?)が屏風に貼られていて、一度に多くの絵が楽しめます(?)。

酒井抱一、日本の名作
酒井抱一の「白蓮図」。白い蓮の花がとても素敵な絵です。

 もちろん、大好きな若冲の作品もあります。
若冲、日本の名作
伊藤若冲「鶏図押絵貼屏風」。これ以外にも3点あります。若冲と言えば、やっぱり鶏ですね。墨の濃淡だけで、こんなに生き生きとした鶏が描けるなんて! 4点のうち3点は以前にも見てますが、いいものは何回見てもいいですね。

 中国の画家、文正の「鳴鶴図」を模写した狩野探幽、陳伯仲、伊藤若冲の鶴の絵と文正のオリジナルを並べて展示しているコーナーがありますが、やっぱり若冲が一番上手だと思いました。

 今回私が一番感動したのは、若冲ではなく、こちら↓
長谷川等伯
長谷川等伯の「松林図屏風」、国宝です。この絵を見るのはたぶん3回めですが、今回はすいていたこともあって、近くで見るだけでなく、ちょっと離れて見ることができました。離れて見ると、印象が変わります。今までは、もしかしたら未完成?と思うこともあったけど、違いますね。これは、霧か靄の中に浮かぶ松林を描いたものだということが、よくわかりました。まるで、印象派のよう! 素晴らしい絵です。3回めの再再発見。等伯は、日本画における印象派かもしれませんね。この絵の展示は5月6日で終わっていて、次回見られるのは、来年のお正月です。

 画像はありませんが、84年ぶりに発見され、東京で初めて一般公開された雪舟の「倣夏珪山水図」が今見られます(前期に行った私は見られませんでした)。尾形光琳、尾形乾山兄弟、岩佐又兵衛、菱川師宣、葛飾北斎、歌川国芳など、有名作家の作品もあります。8世紀の仏像から大正時代の岸田劉生まで、名前通りの日本美術の名作ぞろい。一見の価値ある作品ばかりですよ。


 おまけです。少しだけ時間があったので、本館の平常展もざっと見ました。
宮川香山、国立博物館
初代宮川香山の「褐釉蟹貼付水鉢」。何回見ても、やっぱりすごい作品です。