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映画やミュージカル、美術館・博物館、旅行などのおでかけ報告に、グルメやモニターの報告もします。
2018年02月27日 (火) | 編集 |
 1月と2月に、2か所の仏像展を見に行きました。1月に行ったのは、横浜の神奈川県立金沢文庫で3月11日まで開催中の「運慶 鎌倉幕府と霊験伝説」です。
金沢文庫1

 この日もとても寒く、金沢文庫の隣の称名寺の池が凍ってました。何回か行ったことのある称名寺ですが、凍っているのを見たのは初めてです。
金沢文庫2

 今回の仏像展のタイトルは「運慶」ですが、展示されているもので実際に運慶が作ったのは3点だけです。展示数もさほど多くはありません。でも、素晴らしい仏像がありました。
瀧山寺
これを見るのが目的でした。瀧山寺の「梵天立像」、運慶と湛慶の合作と言われる、源頼朝を供養するために造られた仏像です。昨年の11月に国立博物館の「運慶展」で見た聖観音菩薩立像と似てますが、こちらは雰囲気が男性的です。

金沢文庫
光明院の「大威徳明王像」、運慶作ですが、とても小さい。7年前にもここ金沢文庫で見てます。小さいけど、威厳のある顔はさすが運慶ですね。


 2月に行ったのは、東京国立博物館で3月11日まで開催中の「仁和寺と御室派のみほとけ」。土曜日だったせいか待ち時間が40分とありましたが、20分ほどで入れました。
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 京都の仁和寺と各地の御室派のお寺が持つ仏像や書など、110点ほど(展示替えがあるので、延べ174点)と見ごたえのある仏像展です。しかも、国宝や重要文化財が多いのに驚きます。仁和寺には10年位前に一度行ってますが、散り始めた御室桜しか覚えていません。

 見どころはたくさんありますが、再現された通常非公開の観音堂は圧巻です。壁画は高精細画像ですが、33体の仏像は本物。しかもここだけ写真撮影ができます(フラッシュと動画は不可)。
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 全国各地にある御室派のお寺。去年の7月に行った金沢八景の龍華寺や、四国八十八か所のとても奥深いところにある雲辺寺(私は四国には行ったことがないけど、この仏像展に一緒に行ったKさんは行ったそうで、標高911メートルの四国山脈の山頂近くにあるとか)も御室派なんですね。素晴らしい仏像ばかりですが、特に素晴らしいのは最後のほうにありました。

馬頭観音
福井県中山寺の「馬頭観音菩薩坐像」、とても良くできていて、迫力があります。

千手観音(正)
これがホントの千手観音! 大阪・葛井寺の「千手観音菩薩坐像」は1041本の手を持ってます。千手観音はたくさんあるけど、ホントに1000本の手を持っているのはこれだけみたい。もちろん、国宝です。手に持っているものに関する説明もありますよ。周りを1周できます。後ろ姿は、怪獣〇〇みたいで、面白いかも。

 私が一番気に入ったのはこちら↓
十一面観音
大阪・道明寺の「十一面観音菩薩立像」、国宝です。一木彫像の傑作、とにかく美しい! 後ろ姿は女性的、でも正面は中性的な不思議な魅力の観音像です。

 この「仁和寺と御室派のみほとけ」展の半券で、国立博物館・表慶館で開催中の「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」展にも入れます。当日に限ります。私たちは時間がなかったので行きませんでしたが、お時間のある方はぜひ、どうぞ!  

 また、大崎の光村グラフィック・ギャラリーでは、3月10日までサテライト企画展が開催されています。無料なので、近いうちに行ってみようかな。

 普段は見ることができない秘仏や、行くのが大変なお寺の仏像も一度に見られる仏像展。宗教的な感覚とは少し離れて、芸術としても楽しめます。そうは言いながらも仏像ですから、やっぱり癒されます。絵や彫刻作品を見る美術展ももちろんいいけど、仏像展もいいものですよ。
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