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映画やミュージカル、美術館・博物館、旅行などのおでかけ報告に、グルメやモニターの報告もします。
2018年03月19日 (月) | 編集 |
 桜が開花しましたね。今週末は見ごろでしょうか? 楽しみですね。2月20日までの短期の仕事と3月14日からの短期の仕事の間に、3件の美術展に行きました。まとめて紹介します。

 最初に行ったのは、開催を知った時からずっと楽しみにしていた「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」。5月7日まで、国立新美術館で開催中です。
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 名前からわかるように、エミール・ゲオルク・ビュールレの個人コレクションです。個人コレクションと言っても、印象派中心の64点で、ルノワール、モネ、セザンヌ、ドガ、マネ、ゴッホ、ゴーギャンなど有名画家の素晴らしい作品ばかり。もちろん、すべて初めて見る絵でした(ドガの彫刻以外)。

 あまりにも素敵な作品ばかりで、絵葉書を4枚も買ってしまいました。そのうちの2枚の絵はこちら↓
ビュールレのモネ
モネの「ヴェトゥイユのヒナゲシ畑」。似たような絵(同じところで描いた)がオルセー美術館にもありますね。

 画像はありませんが、ピサロの「ルーヴシエンヌの雪道」も素敵な絵でした。私が大好きなモネの「カササギ」(オルセー美術館)と同じ雪景色で、こちらも明るい雪道が印象的な絵です。セザンヌの「赤いチョッキの少年」(上の写真の右)など、本当に素敵な絵ばかりですが、なんといってもダントツに素晴らしいのは、やっぱりこれ↓
イレーヌ
ルノワールの「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」。通称「可愛いイレーヌ」は、絵画史上最強の美少女と言われるそうですが、まさしくその通り! 8歳の少女とは思えない美しさです。ルノワールの気合の入れ方が半端じゃないことが、よくわかります。実物ははるかにきれいです。まつ毛や髪の毛がリアルで、肌がきれい。でもね、顔の大きさに比べると手がとても小さい。描き方もなんだか微妙。あまりの美少女ぶりに、顔にばかり気が行ってしまったのでしょうか?この絵は絶対に一度は見るべき絵だと思います。

 最後の展示室も必見。モネの「睡蓮」ですが、ここだけ写真撮影ができます(フラッシュは禁止)。
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オランジュリー美術館の睡蓮とほぼ同時期に描かれたもので、売れ残ったものをビュールレ氏が買い取ったとか・・。確かにオランジュリーの「睡蓮」と同じ大きさのようです。(昨年の7月に行ったオランジュリー美術館の記事はここをクリック

 久しぶりに大感激の美術展で、めったに買わないグッズも買いました。
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左はゴンチャロフのチョコレート(900円)、チョコを食べた後はペンケースとして使ってます。モノクロの絵葉書は、入場時にもらったもの(右)。その下の四角い缶バッジは、なんとガチャポンです(300円)。4種類ありますが、ラッキーにもイレーヌでした。

 
 次に行ったのは、4月1日まで東京都美術館で開催中の「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」です。
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 ブリューゲルって、ピーテル・ブリューゲル父子だけだと思っていたら、ピーテル2世の弟のヤン・ブリューゲルにその息子のヤン・ブリューゲル2世、さらにそのヤン2世の息子のアブラハム・ブリューゲルなど総勢8人もいるんですね。絵の説明に、どのブリューゲルかも書かれているので、わかりやすい。

 でも肝心の絵は、こちらも個人コレクション(複数)だけど小さい絵ばかりで今一つ、数は101点と多いんですけどね。子は親の絵を模写して覚えていくのですが、有名な絵は模写ばかりで、なんだかつまらない。あの素晴らしいビュールレ展を見た5日後だったので、よけいにそう感じてしまったのかも。

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「野外での婚礼の踊り」ピーテル・ブリューゲル2世。この絵の動画がなぜかありましたが、その説明がなくて???

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「机上の花瓶に入ったチューリップと薔薇」ヤン・ブリューゲル1世・2世。花の絵はきれいだけど、何枚も続くので飽きてしまいました。どれも同じように見えてしまって・・・。ヤン・ファン・ケッセル1世(ピーテル1世のひ孫)の「蝶、カブトムシ、コウモリの習作」は、大理石に描かれた珍しい絵で、きれいでしたけどね。

 去年の4月に見た「バベルの塔展」(記事はここをクリック)は、とても良かったのにね。やっぱり、量より質ですね。


 最後に紹介するのは、5月27日まで国立西洋美術館で開催中の「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」。スペイン・マドリッドのプラド美術館からベラスケスの7点を含む70点が来日してます。
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 プラド美術館には、2014年の9月に行ってます(記事はここをクリック)が、2万点以上の所蔵品を持つ巨大美術館なので、私が見られたのはほんのわずか。今回の展覧会の作品もほとんど見ていなかったものだと思います。

 目玉はやっぱりこれ↓
ベラスケス
ベラスケスの「王太子バルタサール・カルロス騎馬像」。かわいい王子の絵です。プラドで一番有名な「ラスメニーナス」と同じ部屋にあるので、見たはずなのですが、覚えていませんでした。

 ベラスケス以外に、ルーベンスやロラン、リベラ、ムリーリョ、ティツィアーノなどの作品も見られます。私はムリーリョの「小鳥のいる聖家族」とティツィアーノの「音楽にくつろぐヴィーナス」も好きです。

 不思議なことに、3日前に見た「ブリューゲル展」と共通するものがありました。
プラド美術館の視覚
プラド美術館展の「視覚と嗅覚」(絵の中に違う絵がたくさん描かれていて、面白い)
ブリューゲルの嗅覚
ブリューゲル展の「嗅覚の寓意」
なんだか似てると思って調べたら、プラドの絵はヤン・ブリューゲル1世とヘンドリク・ファン・バーレン、ヘラルト・セーヘルスらの合作。ブリューゲル展はヤン・ブリューゲル2世。親子だから、2世は1世の絵を見ていたのですね。似ていて当然でした。

 プラド美術館展には、ヤン・ブリューゲル1世の「花卉」もあります。1点だけの花の絵は、とても印象的できれいでした。
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ブリューゲル展は物足りなかったけど、プラド美術館展と共通するものがあるので、続けて行くと面白いかなとも思います。


 おまけです。ブリューゲル展の後、湯島天神に向かう時に通った不忍池に咲く小さなカンザクラ。とてもきれいでした。
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コメント
この記事へのコメント
今回のブリューゲル展には、ボスのたった1枚の絵を観たくて行きました。4月には豊田市に来るので焦らなくてもよかったかも。
2018/03/29(木) 19:28:45 | URL | 雅詠 #/F88G4jA[ 編集]
Re: 雅詠さんへ
確かに、一番良かったのはボスの下絵だったかも。
一族のことはとてもよく分かったけど、作品は今一つでしたね。

2018/03/29(木) 19:35:23 | URL | あっけまま #-[ 編集]
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