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映画やミュージカル、美術館・博物館、旅行などのおでかけ報告に、グルメやモニターの報告もします。
2018年08月03日 (金) | 編集 |
 早いもので、もう8月。7月に行った残り2軒の美術館を紹介します。

 かつての同僚Mさんとと久しぶりに会って行ったのは、新国立美術館で9月3日まで開催中の「ルーヴル美術館展 肖像芸術ー人は人をどう表現してきたか」。ルーヴル美術館全部門の、肖像にスポットを当てた作品120点余が見られます。
ルーブル展2

 3000年以上前の古代エジプトの棺用マスクから18世紀までの肖像画まで、実にバラエティーに富んでます。私の印象に残ったのは、やっぱり絵画です。去年の7月にルーヴル美術館に行ってるので、見た絵も何枚かありました。以下3枚の写真は昨年私がルーヴル美術館とヴェルサイユ宮殿で撮影したものです(どちらも写真撮影可)。
ルーブル展1
ジャック=ルイ・ダヴィッドと工房の「マラーの死」。人気のようで、この絵の前はちょっとした行列でした。同じテーマのほぼ同じ絵が数枚あって、去年6月の「ランス美術館展」でも日本に来てました。
IMG_7247_2018072722400718b.jpg
ジュゼッペ・アルチンボルドの「春」。「秋」も見られますよ。
IMG_7554_201807272240091ca.jpg
イアサント・リゴーの「聖別式のルイ14世」。この絵だけ、なぜかヴェルサイユ宮殿美術館のものです(この写真もヴェルサイユのもの)。ルーヴルにも同じ絵があるんですけどね。ルーヴルにある絵、他の絵とは違い、宮殿の一部屋のような「ナポレオン3世のアパルトマン」にあります(昨年ルーヴル美術館に行ったときの記事はここをクリック

 以下の3枚は印象に残った絵です。
ルーブル展、レンブラント
レンブラントの「ヴィーナスとキューピッド」。レンブラントにしては珍しい題材と思ったら、自分の妻子をモデルにしたそう。宗教画風の人物画ですね。
ルーブル、ナポレオン
アントワーヌ=ジャン・グロの「アルコレ橋のボナパルト」。ナポレオンって、イケメンだったのね(背は低かった?)。
ルーブル展、ナーニ
ヴェロネーゼの「女性の肖像」。「美しきナーニ」と呼ばれる絵です。美しく、品のあるナーニ、でもちょっと太め?

 私の一番のお気に入りは↓
ルーブル展、ルブラン
エリザベート・ルイーズ・ヴィジェ・ル・ブランの「エカチェリーナ・ヴァシリエヴナ・スカヴロンスキー伯爵夫人の肖像」。ル・ブランは、マリー・アントワネットの肖像画で有名です。アントワネットより、このロシアの貴族夫人のほうが美しいかも。ル・ブランが描く女性像は、優しさにあふれてますね。

 今回、国内の美術展で初めて音声ガイドを借りました。今回のナビゲーターは高橋一生。音声ガイドがあると、絵の説明を読まなくてもいいので楽ですね。一生の甘い声の説明もなかなか良かったです。ボーナストラックもありますよ。一生が一番気に入ったというフランツ・クサファー・メッサーシュミットの「性格表現の頭像」。画像はありませんが、とてもユニークな表情です。

 土曜の午後2時頃に行きましたが、結構すいていて驚きました。
ルーブル展3


 次に紹介するのは、世田谷の住宅地にある静嘉堂文庫美術館、9月2日まで開催中の「-明治150年記念―明治からの贈り物」を見ました。東急田園都市線の二子玉川駅からバスに乗り、静かな木立の坂道を上って行きます。
静嘉堂文庫
静嘉堂文庫7

 岩崎彌之助、小彌太父子のコレクションの中から選んだ明治時代の絵や超絶技巧の工芸品の展覧会です。会場に入ってすぐのコーナーだけは、写真撮影ができます。
静嘉堂文庫6 静嘉堂文庫3 
安藤重兵衛の「七宝黄釉桜花孔雀図花瓶」
静嘉堂文庫4
鈴木長吉の「鷹置物」。5月に見た「十二の鷹」シリーズにつながるものだとか。合金でできているとは思えません。
静嘉堂文庫5
海野勝珉の「天燈鬼・鉄鉢鬼・龍燈鬼」

 全部で37点と少ないけど、中身はとっても濃い! まるで絵画のような菅原直之助の刺繍画に、
静嘉堂文庫、橋本
近代絵画初の重要文化財指定を受けたに、橋本雅邦「龍虎図屏風」(写真上)に、河鍋暁斎の「地獄極楽めぐり図」などの絵画。柴田是眞や濤川惣介助の工芸品など、素晴らしいものばかり。

 伊藤若冲の「池辺群虫図」を綴れ織りで再現したものもあります。現物は1904年のセントルイス万博に出品されましたが、その後事故で焼失。下絵と模写図を基に2010年に再現したものです。とてもリアルで、若冲の絵そのものって感じでした。

 私的に一番良かったのは、黒田清輝の「裸体夫人像」。国内の裸婦画の先駆的作品で、岩崎家高輪本邸のビリヤードルームに飾られていたそう。色遣いはちょっとルノワールっぽいけど、とてもきれいな絵です。画像がないのが、残念。

 明治時代の芸術って、すごかったんですね。再確認しました。
静嘉堂文庫2
素敵な建物は、1924年建造の静嘉堂文庫、中を見たいけど閲覧禁止、残念!

 7月に行った博物館、残り1軒ありますが、次回に・・・。
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